!注意!
このライブレポを書いているのは本当にタダの素人です。音楽に関する経験をほとんど持ち合わせていません。ビックリするくらい素人です。
ただただ超弩級に素晴らしいライブに行ったという感想文なわけでして、これを読んで興味を持ってくれる人たちが増えてくれればいいなあと思うだけなのです。
ビックリするくらい稚文悪文です。
ほんと、引く位。
はじめに
痺れるという言葉がある。
何かに衝撃を受けたとき、往々にしてその語が比喩に用いられることが多いが、どうであろう。語彙の乾季である現代において、その言葉は少々陳腐が過ぎる擦れた使い方をされすぎているのではないだろうか。
「痺れる音楽」は世にあふれかえり、「痺れる演奏」は超絶技巧の代名詞としての役割を単調に果たすだけとなってしまった。
しかしそんなご時世で僕はなお、この痺れるという言葉を使わせていただきたい。
今日は札幌市内で行われた「VS札幌 vol.6」という痺れるイベントに参戦させていただいた。
錚々たる出演者陣、15:30スタート、21:00ごろ終了という盛り沢山な内容、
それらすべてが素晴らしかった。それらすべてがノホホンと生きてきた僕の脳天に稲妻を落とした。
皆様にも是非その感覚を共有したい。あわよくば、次回のVS札幌には是非是非参加していただきたい。
僕はそんな思いで今、筆を走らせている。
- はじめに
- Tearless Bring to Light さん
- CVLTE さん
- Bless of September さん
- PLain さん
- Copernix さん
- ofulover さん
- Mr.Nuts さん
- あとがき
Tearless Bring to Light さん
今もまだ鮮明にあの光景が目に焼きついています。くらげさんの赤い髪がステージのスポットライトに揺れ、ギターのふーみんさんとベースのかずきさんがこちらに一瞬背を向ける。
あのたった数メートル先で見えた非現実的なまでに鮮烈な光景はなんだったのでしょうか。
あるいはあれが、Tearless Bring to Lightさんの持つ独特の空気というものなのでしょうか。
無論僕はつい二ヶ月前に始めて高校生バンドのライブでライブハウスに訪れた新参のにわかヤローなわけだから、今日この日参戦したVS札幌に出演するバンドのほとんどが初めて生で見る、ないしは本当に初対面のバンドばかり。
Tearless Bring to Light(以下Tearlessさん)さんもその例外ではなく、僕は今日初めてTearlessさんを見たことになったのですが、
ナゼもっと早くから知っていなかったのだろうか!と思います。
昨年の夏とか冬なんて、暇をもてあまして全く見当はずれなところにただただお金を浪費する翫歳愒日な生活を送っていたモンだから、
今もしタイムスリップが可能なら
僕は絶対、一言「いいかTearlessだ!いいか!わかったな!」と言って颯爽と未来に帰る。
たぶん僕は何のこっちゃって感じでまたガリガリくん食べて知覚過敏にでもなるんだろうけど…アホだから。
で僕は皆さんには同じわだちを踏んでほしくないから言おう、
「いいかTearlessだ!いいか!わかったな!」
Tearlessさんのここがスゴイ!
その1
・Tearless Bring to Light オンリーの音楽
二曲目を終え、MCでボーカルのくらげさんが「私たちの曲は盛り上がる曲があまりありません」「心に響く音楽をモットーにしている」と言う。
Tearlessの魅力はやはりそこにある。んじゃないかと思います。
ウェイウェイするだけが心を動かすってことじゃない。
まあ、「そりゃそうだ」って感じのことで、ドヤ顔で語るに値することじゃない!
でも、僕はTearlessさんの音楽を聴いて、改めてそう感じたのです。
僕は洋楽なんてわからないし、英語の成績はそんなにいいほうじゃないから、むろん演奏時初見で初めて聴いた曲の歌詞をちゃんと理解できるわけじゃない。
と、いうかご覧の皆さんもそうでしょう、初めて聴いた英詞の意味完全に把握できる方、います?
いたらたぶん留学したほうがいいですね。
でも、ほとんどのわれわれは意味の全貌がわからず、それでいてなお英詞の曲に狂気乱舞するじゃないですか。
それはナンデダロウ、って考えるわけです。
で、今からゲボほどチープなこと言いますけど、僕が思うにそれは、
「音楽は言葉だけじゃない」からなんですねきっと。
…ウヒャ~。僕が言うともうなんだこの安っぽさ。閉店間際のスーパーで「半額のシール」貼ってあるタイプのアレですよ。
ともあれTearlessさんの話に戻ります。
くらげさんがMCのときにおっしゃっていた言葉「心に響く音楽」。まさにTearlessはそのことを体現しているように強く感じます。
脳みそから直接振動させられる感覚が素晴らしい。あれはちょっとしたカルチャーショックでした。
ドラムの響きは僕の心臓の奥部をドクドク圧迫するようで、ギターのサウンドは鼓膜を容赦なく決潰させんとしてくる。
超常的な音楽、経験したことのない何かに僕の体は狂喜しっぱなしです。
その2
・ACROSS THE MIRROR
僕の頭は超がつくほどトリ頭なので、もしかしたらそんな曲歌ってねえよにわかは引っ込んどけ、って言われる可能性が非常に高いのですけれども、
確か(重要)セトリの最後に歌った、この曲。
「ACROSS THE MIRROR」この曲が確かに僕の脳天を打ち抜きました。
こちらのクロスフェードから聴けるようです。聴けます。と、いうか聴いてください。うん、聴け。いいから。たった四分だ。聴け。
と、まあこのクロスフェードなんですけど、クロスフェードだと思って侮ることなかれ。
この四分余り、そしてたった二曲のクロスフェードに、Tearlessさんの魅力が濃縮されている、そんな気がしてなりません。
このクロスフェードを聴いてくれた前提で話を始めますが、
先述の通り、僕が特にお気に入りの曲は、やっぱり「ACROSS THE MIRROR」なんですよね。やっぱり。
どこか悲しくて、心に沁みるこのサウンド。聴いているだけでじんわりきてしまいます。
この曲は聴いていただいたとおり英詞の曲なので、ライブで初めて聴いたときはもちろん意味をしっかり理解できたわけじゃないんですけど、というかそんな奴いないと思うんですけど。
いる?います?
いたら留学したほうがいいと思います。
でも先述の通り、音楽は必ずしも言葉を介して伝わるモンじゃないのです。
僕はライブでこの曲を聴いたときに、激しく鳥肌が立つのを感じました。
とくに、この部分。
I Look at without thinking that is all wanted
何の気なしに見ていたいんだ、それだけでよかったんだ
We don't want any light, Broken lines Across the mirror
もう明かりはいらないから、壊れた境界線を取り払って
(ACROSS THE MIRROR)
意味はわからなかったあのとき、鮮烈な感動をありありと身に感じ、
意味のわかった今、改めて心の奥から想起させられるあのえもいわれぬ感覚。
このブログの筆者は音楽的見地における知識や技量は微塵も持ち合わせていないので、楽曲についてドーコーいえる立場ではありません。ですので、この歌詞がいったい何を意味しているのか~みたいな、そういうこと全くわかりませんしかけません!!!
のですが、やっぱりいいですよねこの歌詞。
もう明かりはいらないから、壊れた境界線を取り払って。このフレーズ、ドンぴしゃりで好きなのです。
そしてこのフレーズを歌いあげるくらげさんの歌唱力。これはもうどんなバンドもこの独自の音楽に比肩できません。
こちらにキャスのリンクを貼っておきますので、是非サポーター登録してはいかがでしょうか!
そして、Tearless Bring to LightさんのTwitterはこちら!
ライブの最新情報を逐一チェックできます!
CVLTE さん
そういえば、僕実は今回のライブぼっち参戦なわけなんですね。
いや悲しくなんてないんですけど。
悲しくなんてないんですけど。
でもやっぱり、初めて参戦するVS札幌、初めていくライブハウス、周りには大学生がたくさんいたり、めちゃめちゃ緊張するわけですよ。
なんだコレ~…めっちゃ地下に続く階段~…とか、
なんか大人の人いる~...めっちゃビール飲んでる...とか、
もうある意味未知のゾーンだったわけですね。
で、そんな中で、ライブいつ始まるかな~とかぼんやり待ってたわけです。
周りを時折きょろきょろしつつ、どんな人いるのかな~
って見てたら、外人かっておもうくらいイケメンな人がいたわけです。
それがCVLTEさんのボーカルの方でした。
(CVLTEさん、最初全く読み方わからなくて遊☆戯☆王ARC-Vみたいな感じだと思ってたんですけど、普通に「カルト」と読むんですね。本当にすみませんでした。)
CVLTEさんの音楽、もしかすると、僕の音楽の中の新しい境地を物凄いスピードで開拓していったような気がします。
僕は、先述したとおりのことですが、あんまり洋楽を聴かないタチでした。
別に洋楽が苦手だとか、そういったことではないのです。が、よくいるじゃないですか、洋楽をこれ見よがしに聴いて「邦楽はまだ未成熟」とか下馬評下してる意識高い奴。そういう人種のせいで、「洋楽って敷居高いのかなあ」って漠然と思ってたんですけど
全くそんなことはない、
洋楽ってめっちゃかっこいい。
それを初めて気付かせてくれたのはCVLTEさんだった。
で、そのあまりのクオリティの高い音楽の波。
流石にこれはカバー曲やろなあ、って思っていたらまさかのセトリ五曲中なんと四曲がオリジナル。
そして年代は高校生。化け物じゃないか、本当に。同じ年代の人間だとは思えない。全く。
特にすきなのが、AddictionとGirl、あと今音源がどこにもなくて聴きなおせなくてめっちゃ悔しいのがEmotional。Emotionalはマジでエモさの塊だから絶対聴いたほうがいい。
Addiction
セトリ二曲目。初めて聴いて、周りの人も誰一人知らなくて、緊張していたはずの僕。
気付けばこの曲に合わせて全身がうごきだす、そんな感覚に揺らされたのです。
何より、歌っているavielさんがエネルギーに満ち満ちている。
パワフルで魅力的な歌声は、われわれの心を容赦なく打ち続ける。
刻むドラムの音圧は絶え間なく肺腑を圧迫し開放する。
未経験はいつだって刺激的だ、だがしかし、いささかヴィヴィッド過ぎるこのシーンは、僕の脳裏に焼きついて離れようとしなかった。
まあ、この脳裏に焼きつく、なんて表現も、やっぱりAddiction(常用癖)に満ちた表現なのかもしれないけど。笑
Girl
イントロから激しくゆさぶられる。遠くで何かが鳴り響いている。
淀みなく、どこか妖しさも湛えた歌声。
とてつもない完成度。さっきから鬼のようにリピートしている。
リピートしている、というのも、僕実はCD買いました。
このCDジャケットめっちゃかっこよくないですか?
僕非常にツボですね...
と、このCDはPrayという曲のシングルとなっておりまして、PrayとGirlの二曲が含まれております。
会場限定販売だったのかな?たった200円でこんな度肝抜かれる音楽聴けちゃっていいのかって思います。
と、いうことで、CVLTEさんのTwitterはコチラから!!
絶対フォローするべき!!
Bless of September さん
自由でいていいのだ、そう言われた気がした。
圧倒的な絶対的な歌唱力と、高い演奏技術に裏打ちされた、重厚だけどフラットな音楽。それらの綺麗な結晶体が、まさにBless of September。
百聞は一見に如かず、ひとまずこの曲を聴いてほしい。
ライブに話を戻す。
転換の暇な時間、話す相手もいない僕はボンヤリステージの上を眺めることしかやることがない。絶え間なく入れ替わるバンドマン。スタッフ。うつくしいあのギター。そしてなんと言ってもあの「Bless of Septemberボード」、あの定番の。
すごいですよね、
あのPVに出てるあのボード、ライブでも使ったのです!
会場が一気に、別世界へと変貌します。ほんっと綺麗でしたアレ。
Bless of Septemberさんなんでもっと評価されないんでしょう、バカボコ第一線で活躍してても全くおかしくないクオリティですよ、コレ...。
そして、ライブでもこの歌唱力演奏力は衰えない...どころかもう倍化するくらいなんですね、
この演奏を爆音で生演奏されちゃうんですよ?そりゃもうもう、最高なわけなんですよ。理解していただけないならもう僕がライブつれてってやります。
Bless of Septemberさんは、高校生バンド(後述!)が出てきちゃったりする今回のVS札幌の中ではCopernixさん(後述!!)と同じく結構年長にあたるバンドだとおもうんですよね。
やっぱ貫禄…っていうとヘンなんですけど、経験値が非常に高くて、それに裏打ちされたライブメイキングがいいんですよね。
TaKaNoBuさんのMCが僕はすごくすきですね。Mrs.Green Appleの藤澤涼架さんにしゃべりかたの雰囲気似てる気がするんです、何情報かは全くわからないんですけど。
Bless of Septemberさんのライブの何が楽しいかって言うと、冒頭にポツリと言ったとおりなんですけど、本質に自由を感じます。
不思議な曲調も相俟っての話なんでしょうけれども、なんだか自由な夜の中を揺蕩う感覚、どこまでも泳いでいける感覚に襲われたのです。
「は?何言ってんだコイツ。」
「意味不明すぎる。-114514点」
「何もしないなら帰れ」
なんてさまざまな罵詈雑言が聞こえてくるんですけど!
まあ行けばわかる、というか行かなかったらわかりっこないんですあの感覚は!!!!
だから絶対行くべきなんです、バーーカバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フォローしれ(已然形)
フォローしろ(命令形)
PLain さん
いいですか、今回のVS札幌はこんなヒヨっ子の僕にとっては全バンドプロみたいな化け物の集団なわけでして。そんな中、唯一知っている高校生バンドが出てきて、安心したのも束の間…
この人らもアッチ側なんですよ。
完全に騙されました。
とても高校生とは思えないクオリティの連発。少なくとも僕の知っている高校生ではないんです。
僕のブログを以前も読んでくださった方はわかると思うんですが、
ホーカゴ!アウェイクの最終日に、PLainさんのボーカルであるごーださんの弾き語りバージョン「猫とチョコレート」を聴いたので、そのときからずっとPLainさんの演奏を聴いてみたいなと思っていたのです。
だからPLainさんの演奏が聴けるっていうことも今日はめっちゃ楽しみだったわけです。
猫とチョコレート
まあこっから聴けるので容赦なく聴いてください。サーバー落とす勢いで聴いてください。
この曲はいわばPLainさんの代表曲とでもいえる曲です。と、いうか僕が勝手に思ってるだけなんですけど。
猫とチョコレート。前回も言ったとおりこのタイトルめっちゃカワイイですよね。
で僕今思っちゃったから言うかどうかめっちゃ悩んでるんですけど言おうと思いますね。
猫=カワイイ
チョコレート=カワイイ
猫とチョコレート=2カワイイ
温水洋一=カワイイ
よって、
アッ、等式の証明に成功してしまった...
Q.E.D.iff -証明終了-(10) (講談社コミックス月刊マガジン)
- 作者: 加藤元浩
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/06/15
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
どうしよう、収拾つかなくなってきた。
本当に申し訳ないです。でも温水は悪くないので許してください。
アコギで以前聴いたとき、とても弾き語り映えする曲だなあと思ったのですが、
バンドで聴くとまた違った輝き方を見せますね、この曲...!!!
陽だまりを集めて ソファーに飾るよ
キミに気づいてほしかったけれども 仔猫が
(猫とチョコレート)
いいですよね、このフレーズ。もしかしたら歌詞間違えているかもしれないんですけど、そこは一旦目を瞑ってください。
Discovery
この曲ははじめて聴きました。
ここから聴けるから聴いてください。
何がすごいって、この猫とチョコレートとの歌い方、曲の雰囲気の違いなんですよ。
ボーカルのごーださんの歌い分けも素晴らしい。
ほんと、触れ幅が広いっていう表現が適切なのかわからないんですけど、やっぱ広いんですよね、幅が。
あと、この曲の時にきむゆーさんのギターソロ?が入って、それがもうイケメンでイケメンで。
こんなスーパーな人間がサラッと高校に通学してるって、正直考えられませんね。メチャクチャです。
メチャクチャに凄いPLainさんのTwitterはこちら、
Copernix さん
僕は理系なわけでして、ニコラウス・コペルニクスのことももちろん知ってるわけです。
僕自身こういった歴史上の学者などの名前をバンド名だとか楽曲のタイトルに入れるバンド大好きマンなので、(例.Galileo Galilei)このCopernixってバンド名聞いた瞬間からずっときゅんきゅんしてました。
卓越した演奏技術、またMC、魅せるプレイ。
ステージの上は紛れも無くCopernixさんのものであったのです。
僕の言葉で、単刀直入に言えば、
僕がCopernixさんに感じたもの、それは
疾走的圧倒感、それにほかなりません。
圧倒的疾走感、なんて月並みな表現では到底このバンドを食らうことはできない、僕はそう感じました。
さておいて、圧倒的疾走感ならば意味は直截に伝わりやすいけれど、いったい疾走的圧倒感とはなんなのだろう?そうお思いの読者の皆さんに、僕がそれについてそこそこわかりやすく説明し、Copernixさんの魅力を説明させていただきたいと思ってます。
圧倒的疾走感、ならば皆様も普段耳にしたり、それこそご自身で使ったりすることも多いのではないでしょうか。ここで強調されているのは「圧倒的」という修飾語の部分ではなく、やっぱり被修飾語にあたる「疾走感」の部分なんですね。
では、疾走的圧倒感は? むろん、「疾走的な」「圧倒感」なわけです。
圧倒感、それはまさに、この場に立っていられなくなるくらいの音圧、エネルギーのことです。
そしてそれが「疾走的」に迫りくる。
容赦なく、連続的に、絶え間なく。
それは紛うことなき未曾有の感覚であり、僕はそこでただ身体を揺らし、諸手を高く掲げてCopernixさんのロックに陶酔することしか、できなかったのです。
たとえばONE OK ROCKにはONE OK ROCKの音楽があり、サンボマスターにはサンボマスターの音楽があり、エレファントカシマシにはエレファントカシマシの音楽がある。これって全くあたりまえのことですよね。
でも、僕らはインディーズだとか本当にアングラのところにある音楽に対してそういった考え方を適用しない癖があります。
僕だってやります、初めて聴いた曲に「○○っぽい」っていうラベリングを施す、あの行為。
それはある意味で当然の行為だし、そうやってラベリングすることで、新たな音楽が肌に馴染みやすくなったりします。
僕はあんまり音楽をたくさん知らないから、何に似てるだとかそんな瞬時に判断できません、だからもしかしたら誰かが違うというのかも知れませんが、
少なくとも僕は
「CopernixはCopernix以外の何にも似ていない」そう強く思いました。
僕が一番好きな曲は「また、明日」ですね。
お金あったらワンマン行きたい、喉から手が出るほど…!!!!!!!!
てことで公式ツイッター。是非フォローしてください。
追伸
ベースの人めっちゃユニゾンの田淵さんに似ててツボです。
ofulover さん
僕たちってまあ当然のことながら北海道に住んでいますよね。まさか本州の人間がこんなクソブログ読んでいる気はしませんし、読んでたら...うーん...まあどうもしないんですけど...。
とりあえず何が言いたいかって、このブログはやっぱり北海道の域を越えていないってことなんです。
ネットがいくら普及し発達し複雑化している今だからって、僕らの暮らすところは足の運べる範囲。僕らの遊ぶ場所だってせいぜい電車が走ってる範囲。僕らが向かうライブハウスもまあ、北海道在住のわれわれからすれば県境さえ越えない範囲なわけなんですね。
まさか飛行機を使ってくる人たちなんて、やっぱり会ったことなかったんですよね。
神戸はドコだ?神戸って餃子?神戸ってなんか犯罪多そう(なお、犯罪発生率は全国の市区町村のなかで第八位)
僕の頭の悪そうな神戸像を、一瞬にして塗りつぶしていった、それがofloverさんなわけなのです。
そもそもこういった場に、海を越えてやってくるバンド、なんてものを僕はひとつも見たことがなかったのです。
考えたことも無かったんです。たとえば僕の友達がやってるバンドとかが、「あ、今度神戸まで遠征だから、お土産あげるよ」みたいなこと唐突に言い始めたら、僕度肝抜かれちゃいますよ。
もしくは嘘だと思いますね。
でまあそんな自分語りはどうでもいいとして、ともかく神戸からの刺客、これが「VS札幌」本領発揮だと、めっちゃわくわくしてたんです。
結論から言いますと、もう最高でした。
先ほども貼ったあのリンクなんですけど、
ちゃんと聴きました?たぶん半分くらいの奴聴いてないと思うんで念押しで言っとくんですけど、
聴いてください。「自惚れ」というロックを。
ちゃんと聴きました?
これメッチャよくないすか?
なんでこんな動画の視聴を執拗に薦めるかってーと
もう北海道しばらく来ないかもしれないからなんですよ。
ホント、惜しいです。
ボーカルの声がもう嫉妬するくらいかっこよく、メロディやビートはただひたすらに電流を走らせる。
もしかしたら、今僕が一番聞いてほしいバンド、それはofuloverさんかもしれない。
MCで言っていたあの言葉が、再三脳内でリピートされる。
「名前だけ覚えてなんてチャチなことは言いません、神戸代表ofuloverです。」
Mr.Nuts さん
たとえば、多いと思うんですけど、RADWIMPSさんのファンの方、いらっしゃいますでしょうか。
いいですよね、ダーティな曲風からちょっときゅんとくる曲まで。いろんな曲があるわけで。まあ当然っちゃ当然ですよね、アーティストはひとつの曲のみにたらしめられるものではないんです。
でも、一時期あったじゃないですか。あの、一世を風靡した「君の名は。」
あのときに、年がら年中ひっきりなしにかかってたあの曲。
あの、これがRADWIMPSだ、とでも言うかのような「前前前世」のブーム、あったじゃないですか。
そのときに、あんまりRADWIMPSを知らない人いわく「RAD=前前前世」みたいな方程式ができあがっちゃってるわけなんですよ。
別にそれは全くもって悪いことじゃないのかもしれない。し、人口に膾炙するっていうのはまさにそういうことなのかもしれないですね。
でも、やっぱり昔からのファンから思えば、「なんだこれは」って多かれ少なかれなっていたと思うんです。
それは避けられないことなのかもしれない、と思っていたけれど、やっぱり音楽を聴くときはなるべく多面的に聴いていきたいな、と思っていたんです。
Mr.Nutsさんの名前を知る人は結構多い、というかかなり多いでしょう。
代表曲はなんといっても「帰り道」じゃないでしょうか。
僕はこの曲が大好きです。
言葉を選んでるのを悟られたくないから
君に見えないように顔を横にそらして
「綺麗な夕焼けだ」 なんて思ってもないのに
情けない 情けない僕だ
あなたは笑った
(帰り道)
ここ!!!このフレーズ。本当に好きです。共感の塊です。「綺麗な夕焼けだ」なんて思ってもいないのにって、ああ、あのえもいわれぬ感覚を的確に射抜いている...本当に好きです。
で、
帰り道ばっか鬼リピートしてるその少年少女方。
まあ僕も以前そうだったからこればっかりはおおきな声で言わせてもらいますけど、
この愚民め!!!!!!!!!!!!
いいだろうか、キミたちは愚民か愚民じゃないかと言われると、どちらかと言えば愚民だ、
愚民…ではないか、まあ、モッタイナイ!のです。
VS札幌、で、僕はかねてから知っていたMr.Nutsさんと初めて対峙することになる。
それはそれは熱いライブでした。
楽曲、全身全霊を懸けた演奏。本当にパワフルで、思いの熱さにひりひり圧倒されてしまう。
その熱量の基盤としてあるのはなんだろう、音圧だろうか、ドラムだろうか、歌声だろうか。いや、そのどれもも適切ではない気がする。何なんだ、この未定形な音楽の塊は。
僕はひたすらに身をゆだねることしかできませんでした。
僕は音楽について深い造詣があるわけでもなんでもないただの辺鄙な街に住む男なわけで、今の音楽シーンがどうだとか、そんなことはサッパリわかりません。
でも、実際にそこに身を投じている人間は、ハッキリとわかっている。
Mr.Nutsさんは揶揄するわけでもなく、悪戯に攻撃するわけでもなく「札幌は俺たちに手を差し伸べなかったし、だからといって冷たくしてきたわけでもなかった。」と言うのです。
むろん僕にはその意味を測りかねる。外も知らなければそれこそ内も知らないから。
でも、なんだかドキッとするものを感じさせられました。
おうおう、このままでいいのか、と、なんだか不思議な感覚が脳内をよぎったのです。
混ざり気のない純粋な日本語を、熱い熱い思いに乗せて歌う唯一無二のバンド。
それが何者でもないMr.Nutsである。
あとがき
悪文稚文本当に失礼した。
毎回この手のブログはながくなり過ぎてしまうのが瑕で、今回はなるべく短めに凝縮したつもりだが、どうだったろうか。
未熟な文章に加えて今回は遅筆。
散々にかき乱してしまったわけだけど、もしも伝えたいことが伝わっていればうれしいと思う。
VS札幌は、間違えなく本物のイベントだった。今回で六回目だというが、今から七回目が本当に楽しみである。
うん、悪いこと言わないから行ったほうがいい。
それじゃあ、すでに一万字越えててだいぶ長いことになってるからこのへんでおいとまさせていただく。
この記事に掲載することを快諾してくださった各バンドの方々、ここまでお読みいただいたすべての方々、ありがとうございました。
それでは、またいずれどこかで。
ありがとうございました。