日本は言うまでもなく、超高齢化社会である。
日本の28.1%はおじいちゃんおばあちゃんなのである。
そして、人が増えれば増えるほど考え方というのは増えていき、そうなると当然ヤバいやつというのも増えてくる。
更に人間の思想というのは、年を経るごとに凝り固まっていくものと一般的にはされている。おじいちゃんおばあちゃんになるころには、思想はカッチカチになっていてもおかしくはないのである。
以上のことをもとにして、いわゆる「老害」は生まれてくる。この世に万有引力があるように、正電荷と負電荷が引き合うように、自然の理として老害は発生してくるのである。
老害とかいうある意味差別的ともとれる語気の強い言葉を使うのがなんだか気が引けるので、以降当ブログでは「老害」のことを「ヤバG」と呼ぶことにする。ヤバG。
ということで、今日母と妹となか卯に行ったとき、券売機まえで急に怒りながらせかしてくるヤバGに出くわした。
「ちょっとちょっと、長いよ、そんな長いこといたらだめじゃないか!そんな(以下略)」
そんなに意味もなく長いこと操作していたわけでもないし、そもそもヤバGは僕らのあとから入店してきたから別に割り込んだわけでもないし…
母はそのヤバGの態度に立腹し、券売機をしぶしぶ譲った。
僕も全然いい気がしなかったので「電車内でスマホしてたら覗いてくるカスの小学生」の物まねをしながらヤバGの操作するタッチパネルをガン見した。
「ちょっとちょっと、見ないでよ」みたいなことを言われたからやめた。これもカスの小学生準拠である。
ヤバいやつにはヤバいやつで対抗するんだ。ありがとうハンムラビ法典。
まあそんなこともあったけど、今は別にどうってことないし、貴重な経験ができたと思っている。ヤバGに出会えて、今日書くブログのネタも思いついたし、感謝かもしれない。
しかし、世の中にはヤバGにもっと立腹したり、気をやんだりする人もいるかもしれない。そんな人たちは泣き寝入りするしかないのだろうか?
いや、そんなことはないだろ。
この国に溢れる社会問題も、プラマイ逆転させてプラスにしてしまえばいいんだ。
というわけでヤバGに出会ったときに考えていたのが、以下の企画である。
・東京ヤバGランド/ヤバGシー
ヤバGにキレられたり、モラルハラスメントをされる体験をするテーマパーク。
乗り物に出てくるヤバGはホログラムだが、パーク内にいるキャストはみな現役バリバリのヤバGで、パーク内で一瞬たりとも気を抜くことができない。
・ヤバさの果てまでへ行ってG
人気タレントやお笑い芸人、アイドルなどが日本各地にいるヤバGの生態を観察、体験する体当たりバラエティー番組。
スカッとジャパンなどは「スカッと」するという正しいんだか正しくないんだかわからない大義名分を掲げているから炎上リスクがつきまとうのに対し、こちらはただただ観察・一方的に攻撃されるだけなので炎上リスクが一切ない。
・Gさま
ヤバGにならないために、「ヤバGにならないための行動はどのようなものか」というのをクイズ形式で解いていくクイズ番組。ロザン宇治原とカズレーザーがめっぽう強いが、なぜかやくみつるだけはいつも最悪手を踏んでいる。
・・・・・・俺みたいなのが真のヤバGになるんだろうね。