まえがき ~コーナーのごあいさつ~
コロナウイルスのせいで、今年の夏はいつもの夏よりちょっぴり寂しい様子になりそうで。
旅行もうかつに行けないかもしれませんし、もうなんて言うか鬱々としちゃいそう。
なんの思い出もエモさもない夏は嫌だ!ゲボッッッッ!
そんなあなたのために、多少音楽をたくさん聴いている(つもりの)僕が、今年の夏の思い出になりそうな曲を、「コロナの夏の思い出を」などと題して勝手に紹介していこうと思います。
クッソ寒い素人のブログなんですけど、まあ暇だったら読んでください。こっちも眠れない夜とかに書き溜めるだけなので、需要と供給が渋々合致したみたいなもんじゃないですか。
毎週木曜日にぼちぼち更新していきます。
予定は、全五回!八月が終わるまで!
気に入ったら拡散してください、より多くの人の、ただでさえ忘れがたいコロナの夏に、いい意味での「忘れられない思い出」を一つでも増やせますように!
第一回「さとうもか-Glints」
第一回は、さとうもかさんのGlintsを紹介させてもらう。
絶賛梅雨のさなかではあるけれど、もう梅雨明けは目前。
そんなこの時期にピッタリな、すこし湿っぽくて、でもなんだかキュンと来てしまうメロディと歌声。
歌詞のはしばしにちりばめられた、片思いの「背伸び感」がたまらない。
成就した恋愛ってやっぱり毎日幸せだけれど、そのまえのことってなんだか忘れがちになってしまう。
この曲はそのときの歯がゆくて、かけがえない夏みたいなものを思い出させてくれる。
めっちゃ酸っぱいもの食べたときって、口がすぼむじゃん?
それとおんなじ要領で、心臓がキュとなる。
もし機会があればそこの君は、ソーシャルディスタンス保ちながら片思いのカレとイヤホン半分こしてこの曲聴くといいと思う。
「…いい曲あるの!ちょっと聴いてよ!」
「お、マジ?聴かせて聴かせて」
ってな!!!!!!!!!
ふざけんな!!!!!!!!!!ボコすぞ!!!!!!!!!イヤホン断線しろ!!!!!!!!!!!!
唐突に『悪党の詩』とか流れ始めろ!!!!!!
手拍子で刻まれるリズムや、シンセサイザやコーラスの全部が柔らかく、ボーカルの歌声がそこに溶けこんでいく。
ミルクアイスが夏の暑さにとろりと溶けていくように、聴覚をとっぷりそこにゆだねたくなる。
キュン、とするだけじゃなくって、音のすべてが徹底的に心地いい。
さらに、しょっぱなから歌詞がよい。
ああ 永遠に夏してたい
偶然見つけた花火みたいにね きらめいて
正直ここでがっしり掴まれた。一物書きとして激しい羨望をおぼえる言葉選び。
夏してたい、という表現だけで「夏してたい」の意味が、それを説明せずともパッと、みんなの中の「夏する」がそれぞれの脳内に広がる。
偶然見つけた花火みたいって表現、なんなんだ。最高すぎる。
バイトの帰りとかに夜道歩いてたら花火の音がして、振り向くと夜空にいくつもの花火が咲いていて、
「今日花火大会なんてあったんだな」
「でも俺には関係ないか…」
なんて思いつつ、用もなく好きな人のLINEのトークの履歴見たりするんだな。
いいねえ、恋する夏。
PVの写真の数々を見るうち、早く梅雨明けが来ないかと待ち遠しくなってしまう。
もう少しコロナが落ち着いたら、この曲でも聞きながら、家から遠いアイス屋さんでも行ってみてはどうでしょう?
ポカリとか飲みながらね。
じゃ、一回目はこんなところで。
次回は8/6(木)更新予定。
「コロナの夏の思い出を」のプレイリスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLuotCALdZaAAkySh8zwvV52R3brDsd336
ブログ全体はこっち
https://www.youtube.com/playlist?list=PLuotCALdZaAAcb9lM8EYxj8xQFlnp_a_V
おしまい