まえがき
僕はNUMBER GIRLを昔から聞いていたわけではなく、再結成を機に「そんなすごいバンドがあるのか!」と聴き始めた勢である。
だからなんていうか、NUMBER GIRLの歴史の重みとか、そういうものを抜きにして今回NUMBER GIRLを選曲させていただいたわけで、
「ここはこうだろ!」
みたいなご指摘は
「クソにわかがそう感じちゃうのも訳ないよネ。僕タチ玄人のほうが詳しいんだからw」
みたいに押し殺しておいてほしい。許してください。
あとスターバックスでこれを書いてるんだけど、紙ストローってどれくらいもつのかなコレ。
俺この330円のコーヒー一杯で結構粘る予定なんだけど。途中でボロボロになったら悲しい。
そんなこんなで、めんどくさいしPV伸びないしで若干始めたことに後悔してる本コーナー、第二回の更新です。
第二回「NUMBER GIRL - 透明少女」
NUMBER GIRLというバンドはどうやら聴くところによると、短くも長い歴史を持ち、それに伴う熱狂的な人気もあるという伝説級バンドだそうで、そんなバンドについて文章を書くという行為はおこがましいというものだと、思う。
そう思うのだけれど、なぜ僕は文章をいま書こうとしているかというと
①同世代でNUMBER GIRLを聴いている人があまりにも少ないから
②この曲のあるフレーズがめっちゃこの夏にマッチしているから
である。理由はこの二点に集約される。
NUMBER GIRLは再結成を機に世代じゃない層にも名が知れて(再結成時、Twitterのトレンドトップに入っていたのをおぼえている)、僕もそのタイミングで聴き始めた。
OMOIDE IN MY HEADを初めて聴いたような気がする。
2000年初頭とか(もう少し昔?)の音楽なのに、与えられる熱量は時代をはるかに超えて余りあるほどであり、身体中を動かさずにいられなかった。
これを青春の真っただ中とかに聴けていた世代、そりゃTwitterとかで大興奮するなと思う。
YouTubeに転がってると思うのでぜひ聴いてみてほしい。
で、そんなバンドNUMBER GIRLが1999年(僕が生まれる前!!)にリリースしたのがこの透明少女である。
まさに「駆け抜ける」ようなサウンドと、「気づいたら俺はなんとなく夏だった」というあまりにも今夏にマッチしすぎたフレーズ。
いいでしょ?
この曲流しながらドライブでもしたくなってきたでしょ???
透き通って見えるのだ
狂った街かどきらきら
気づいたら俺は夏だった風景
街の中へきえていく
とくにハッキリとした理由なく、気づいたら夏だったのである。そういうもんだ。
と言われると確かにそうだ。気づいたら夏だよな、いっつも。と思う。
きらきら光るというキーワードが随所にみられる。夏のウンザリしてしまう猛暑の中に、ところどころ「きらきら光る」何かが見られる。その感覚をおぼえたことがある。
でもそれは年をとるにつれ見つけられる数が減っていく、たしかに減っていく。
高校のころ、学校にいかずそのまま自転車で海まで一人でいったとき。そんな感覚を思い出させてくれる。
夏はまだ始まったばかり…である。
次回の更新は8/13。
「コロナの夏の思い出を」のプレイリスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLuotCALdZaAAkySh8zwvV52R3brDsd336
ブログ全体はこっち
https://www.youtube.com/playlist?list=PLuotCALdZaAAcb9lM8EYxj8xQFlnp_a_V
おしまい。