テレビがインターネットに勝てるのだろうか? とふと考えてみる。
すると僕の中の太ったオタクが「まあ、無理だよね・・・w」とニヒルな笑みを浮かべ、僕の中の痩せたオタクが「コンテンツ力で勝てないデショ!w」と歯を剝き出しにして小さく笑う。
嫌だ、出てくるな俺の中のオタク(細)、オタク(太)たち、ここはまんだらけでもとらのあなでもないんだ。
昨今このような若者のTV離れと言われる傾向が進んできているし、実際そのように提唱している人々がごまんといる。
だが今現在、TVはまだ消滅していない。ドラマの話題がタイムラインをにぎわせることもしばしばである。
じゃあ一体どこでテレビがインターネットに勝っているのだろうか。
1.おそらく時事ネタが強くなる
一応インターネットに棲息している人類である僕だが、普段の会話などでもちろん時事ネタを交えて話すこともある。その時事を作るのがテレビだと僕は思う。
と言うと僕の中のオタク(細)が「Twitterのタイムラインで情報は十分デショw」とフレームが赤くて太い眼鏡を中指で直しながらすかさず言ってくるのだが、よく考えてみるとTwitterは全員共通のいわばコモンセンスな情報を受け取るツールではないのだろうか、と僕は反駁したい。
#ジャニオタさんとつながりたい のタイムラインに生息している人と、#コロナは風邪 のタイムラインに生息している人、#ウマ娘 のタイムラインに生息している人に、Twitter発の共通の時事なんてめったに存在するもんでないだろう。
それにTwitter上の流行り廃りは極めて高速だ。きっともうお前ら、「ハワイって実はなくて」も忘れてるだろ。
それに比べてテレビはすごい。まあテレビにも流行り廃りはもちろんあるけど、そのスパンは適切なように感じる。「時事ネタ」として通用するくらいまで使ってからすたれてく。その切り具合が(意図してないけど)いいよね。
だって「まちゃまちゃ」も「ゴー☆ジャス」も通じるもん。すごい。
だから、春が着たら春服を着る・・・みたいなレベルの、自然な時事ネタ感覚?をやしなうにはテレビって最適なのかもしれない。
2.情報が(インターネットに比べ)整理されていて迅速
いわゆるパレート最適のようなものなんじゃないかと思う。
こんな感じ?(最近Surfece Penの電池が復活したのでうれしくて図を書いた。)
最近はテレビの情報源でも一概に信用できますよとは言えなくなってきたので、あえて「整理」されていると書いた。
だからこの整理性と迅速性のちょうどいいとこがテレビのいいとこなのかもしれない。
・・・とここまで書いて、僕の中のオタク(太)がいうのである。
「でも、結局見たいものしか見ないからYouTubeとか見るよね・・・w」
たしかに~~~・・・・・・