言いたいこと以外言わないソレ

言いたいこと以外のことを言わない文章の集まりです。

高校生ライブに初めて行ったら二度と忘れられなくなった話

注意1

コレを書いてるのは音楽を演奏するのも聴くのも半人前どころかゼロ人前のロクデモナイ人間です。批評や評価なんて大それたものでもなければ宣伝や啓発なんて仰々しいものでもありません!

本当にロクデモナイ奴が素敵なバンドに出会えて嬉しかったよっていうのをただただ綴ってるだけです。よしなに...。

 

 

 

注意2

あと、高校生バンドの知識、音楽の知識などはほとんどゼロに等しく、九割主観どころか十割主観です。また各バンドについての知識もほぼほぼ現地調達です、間違えあったらドラムスティックで僕の頭をたたく前にやさしく訂正していただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の今朝の起床時刻は朝六時である。現在こうしてパソコンに向かって文字をポチポチ打ち込んでいるのが、夜の十時半。この十六時間のあいだに、僕の中で何かが変わった気がする、そう思える、思わせてくれるような濃密な一日だった(特に僕の鼓膜が変わった)。

 

ライブの話をしよう。

 

 

Zepp Sapporoで今や話題のアーティストとして名を連ねるWANIMAが大量のファンを抱えてライブを催すそのたった数十メートルのところで開かれたHIGH SCHOOL BOOGIEという、高校生バンドの企画があり、

教科書販売で札幌駅に来たはいいものの手持ち無沙汰で死にかけていた僕は、即日で先輩と参戦することに決めた。

 

最初こそ「暇が潰れればいいなあ」程度のクソみたいな心構えでライブハウスに向かっていたのだがこれがもう…

 

帰るときにはその心持が180度回転させられていて、これまた自分でもびっくりしている。「暇がなくてもお金さえ無くてもまたいきたい」とさえ思っているのである。

 

僕はいま、「高校生バンドにお金と時間をかけるのにメリットあんの?」とか、未体験のまま燻っている人々を根絶するため…とかそんな大層な考えをもってこの文章を書いているワケではない。

ただただ素敵なバンドが僕に感動と興奮を与えてくれました、こんな世界があるなんて知りませんでした、ってのを言いたいだけなのだ。

 

というわけで前置きも長くなったし書いてる僕自身早く素敵なバンドさんの感想をこの場所に残しておきたくなったので、そろそろ筆を進めていくことにしようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回のライブ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のどぼとけ。さん

Gt.Vo.、Ba.、Dr.、Key.の4ピースバンド、トップバッター!

等価交換というオリジナルソングがめっっちゃくちゃツボです。なんでしたっけ、頭が悪いのでうろ覚えで非常に申し訳ないのですが、

「なんでも応じるから だからなんでも答えてよ」みたいな、僕は君になんでも捧げられちゃうけれど、君はそうじゃないっていう…歪な解釈ですみません。

本当になんでしょう、胸の奥がキュッとなる…いや違いますね、喉仏がキュッとなる

んですよね(したり顔)

等価交換激推しです。歌詞カードを右脳に埋め込みたいくらいです。

 

三曲目の「十五夜」もファンタジックな世界観と圧倒的これだ感でいっぱいでした。吸血鬼と人間の恋、というテーマで描かれた世界が頭の中で切なく広がります。何回でも聴きたい…じっくり死ぬまで聴きたい…

 

そしてキーボードがバリおしゃれなのです。もう、楽器の演奏が「メリーさんのひつじ」で止まってる僕からしたら、ステージの上はマジで異次元ですよ。うかつに演奏技術が高い、とかいえませんからね、言える立場じゃないから。

いや、こんな人間がライブのレポ的なもの書いていいのか?ってやっぱり思ったんですけど、もうここまで来たのでかきます。

 

あと、ボーカルの声がなかなか癖になります。MCが苦手、とおっしゃられていましたがトーク面白かったです。ほんとうに。

 

もうのどぼとけ。さんにガッチリハマった次第であります。

総評として、僕が完全なる主観で今考えたのが、「ファンタジックでちょっとミステリアスなback number」といったキャッチコピーでございます。異論は認めます。

 

余談ですが演奏終了時に即ツイッターフォローしたらちょっと目を離してる隙にフォロバされてました。

早すぎませんかね?

 

 

 

 

 

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サインくださいのどぼとけ。さんのTwitterはこちら!

 

 

 

 

 

 

 

NoName さん

透き通る声とそれにマッチした曲!

そしてなぜだか解らないけれどJam Canvasと君も余事象以外に名前を知っていたバンドさん!

 

歌が物凄く上手くて声が綺麗で、これで死んだじいちゃんの霊も無事現世から成仏できたんじゃないかなあと思います、ありがとうございます。

 

さて、死んだじいちゃんの霊はともかくとして、僕バンドの演奏見ながら、

「このライブってやっぱ二年生以上しかいないのかなあ」

って考えてたんですよ、技術も高いし、すごいなあ、と。

 

で、MC入った時、「全員一年生…新二年生で構成されてます」的なこと言われて、しばらく目が点になりました。

しかも学校名明かされて、よく考えると頭よかったりするし・・・!!

なんなん!!!!ポテンシャルお化けじゃないですか!!!

 

と、いうことでこちらもまたうるおぼえ情報なのですが、

4月2日旭ヶ丘高校のライブが行われるようですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!

 

 

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君も余事象 さん

バンド名が超ツボで、声に出して読みたい日本語百選にいずれ選ばれてほしいと思っています。かっこよくないですか、君も余事象って。なんかめちゃめちゃメッセージこもってそうですよね。コレについてはマジで勝手な憶測なんですけど。メッセージ性ありますよね(無かったら死のう)。

 

先述の通り僕割りとアホなので曲目とかポーンってとんでっちゃうんですけど、公式Twitterのほうでセトリが出ていたのでちゃんとレポートできますありがとうございます。

 

 

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 そんな親切でステキな君も余事象さんのTwitterはこちらから。(媚を売る)

 

 

まずシンプルに一曲目の「真赤」がステキ。ボーカルのなかやさんの声とマッチしていてとても沁みました。

そしてあーりんさん歌が上手すぎる。たぶんなんか喉が覚醒する泉の湧き水みたいなの飲んだことありません? ない? ああー…。

「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」で謎の鳥肌立っちゃいましたからね。凄すぎた・・・。

 

 

そしてMCが非常に秀逸、おでんさんイジリと客イジリしてるときめっちゃ楽しそうなんですよ。癖になりますね、あのメンバー紹介。

 

 

で、

 

僕忘れてませんからね。

いけせなさんのこと。

 

「いけせなはカワイイ系なんで」って紹介された直後彼ドラムドドドドやってましたからね。

びっくりですよ、かっこよすぎますよ流石に。

チューニングタイムのドラムソロ子守唄にしたいくらい好きでした。僕に家族ができたら雇うのでやっていただけますかね?

あと、ギター、ベース、ドラムの三種の神器を使いこなせるらしいのでもう、「俺が余事象」てな感じで一人バンド組めるんじゃないでしょうか。

 

そして、最後にバチコーンと持ってきたのがRADWIMPS会心の一撃

これは卑怯ですよ、テンションあがらないわけが無いじゃないですか。僕会心の一撃めちゃめちゃ好きなので、もう俺得、みたいな感じです。

 

とにかく高い演奏技術と個性豊かなメンバーの君も余事象、最高でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

EQUiNOX さん

とにかくヤバかった。かっこよすぎる。

 

僕普段はポップロックとかオルタナロックばっかり聴いていて、あんまりラウドロックのイメージがつかなかったんですけれど、コレを機に聴いてみたい!と強く思うようになりました、というか、EQUiNOXさんの演奏聴いたら聴かないわけにいかなくなります。本当に刺激的でした。

 

 

すっごい小学生並みの感想で申し訳ないんですけれど、まずみんな服が黒いんですよ。

 

 

 

…ちょっとアホすぎる文面なんで補足するんですけど。

登場の際だんだんだんだん幕があがってそこからメンバーの姿が現れていくんですけど、姿が見えた瞬間ある種の覇気すら感じました。

 

 

そしてデスボイス、シャウト!

鼓動を打つドラム、ベース、ギター!!!

 

心臓のペースをわしづかみにされるようなあの感覚はきっとこの先も忘れないと思います。痺れましたね。鼓動がドクンドクン揺らされるあの感覚。

 

 

そしてベースとギターのプレイが最高にカッコいいんです。

女子のハートを破壊するために生まれてきたんですかね、チートじゃないすかそんなん。「ラウドロックなんて無理、ふえぇ」とか食わず嫌いする暇あったらライブハウスに急ぎましょう。たぶん帰りにはバッチリハマってますから。

 

 

あと、個人的に

「どうもSiMでーす、うそでーす」

がめっちゃ好きなんでSiMのコピーするときそれやってください。

たぶん人類みんなハッピーです。

 

 

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おかしくなるくらいカッコいいEQUiNOXさんのアカウント。

 

追伸:最初読み方解らなくて「ウニエックス」って読んじゃって本当にすみませんでした。

 

追伸その2:EQUiNOXさんに次会えるのは4/26  AWAKE!×TRiFOLiUMだそうです!気になった方は上の公式アカウントからアクセス!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jam Canvas さん

結成からすぐくらいに名前は知っていたしアカウントもフォローしていたのだけれど、ついぞ見にいけていなかったバンド。今回でその悲願を果たすこともできました。

 

単刀直入に言うと、すっごい楽しかったです。

 

想像の何万倍も跳ねた、手をたたいた、ふくらはぎが超痛い!!!

センター、どセンターのド真ん前でわちゃわちゃしてたので距離がめちゃめちゃ近くてすっごい臨場感でありました。

 

もう、演奏が上手くて上手くて。

ドラム、ベース、ギター、全部全部惚れるくらいかっこよかったです。特に推しがギターですね、あの「魅せる」ギターは唯一無二です。本当にハマりました。

 

 

ふっかつのじゅもん」がかなり爆発しましたね、「ハイ!ハイ!」って手を振りながら叫ぶのがこんなにも楽しいことだとは…!

間奏とことんめっちゃカッコよかった…。

 

 

あと、オリジナルソングの「Roll!!」大好きです。

「回る回る世界」ってフレーズあったじゃないですか(難聴なので聴き間違えてるかもしれません)、僕そのフレーズかなり頭に残ってます。キャッチーですよね、やっぱり。だからジャムキャンさんがCD出すときはCDの帯にそのフレーズ載せといてほしいと思います。

 

前回のライブでは僕の好きなUNISON SQUARE GARDEN場違いハミングバードやってたらしく、それめっちゃ聴きたかったですね。これからジャムキャン逃さず参加して絶対聴いてこうと思いました!!!

 

 

あとドラムの方がTwitterで「キルツェの螺旋はもう二度とやらん」的なことつぶやいていたんですが全然聴きたいのでまた聴かせてください!!!

 

 

 

 

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次回のライブは4/29 Style Sさんで、とのこと!Jam Canvasさんのアカウントはこちら!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウメイロ さん

Jam Canvasさんの演奏も終了し、この夢みたいに楽しい時間もあと一組で幕引きか、と寂しい思いで会場を名残惜しく見渡してみると

 

なんか会場の雰囲気が違うんですよ。思い過ごしじゃなくて、なんかみんなソワソワしているというか、ワクワクしているというか。

最初にも書いたとおり、僕高校生バンドの知識も皆無なんですよ。よくそれでライブ来たなってくらい。

 

それで隣にいる先輩とお話したところ「ウメイロは本当にやばい」とのこと。

試しに「大王的な…?」と訊いてみたら「そんな感じ」との返答をいただきましたので、ウメイロさんは大王、そういう認識で余生を生きていくことに決めました。

 

 

 

そして渦のような会場のムードの中、始まった演奏に観客のボルテージも沸騰です。

いくらなんでも素敵すぎた。最初ずっと

「大学生やんけ!高校生ライブで大学生出てくるのは恐竜じゃんそれは」とか二重で意味不明なこと考えていたんですけど違いました高校生でした。

いやそれはそれで鬼なんですけれど。

 

ビックリするくらい最高でしたね、ウメイロさん。まさしく大王。圧巻でした。

 

アレってもしかしてもしかすると全部オリジナルなんですかね?オリジナルのクオリティじゃないですよアレは。

 

とくに印象深かった曲が「最終駅」です。

イントロとサビが交互に頭のなかで未だにループしてます。中毒性高いですね、最終駅…。

あの、この曲サビで手を大きく振るんですよね、左右に。会場全体がそのアクションで包まれるんです。

そのとき、「あぁいいなあ、ライブってこんなにも楽しいんだなあ」と強く感じました。それと同時に寂しくなっちゃいましたね。

 

 

MCで「絶対に後悔させない」と宣言されていた通り、僕は後悔どころかきっと一生忘れられないライブになったなあと思います。

また聴きたいし何度だって聴きたい。僕はもうウメイロさんのファンになりました。

 

 

 

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大王ウメイロさんのTwitterはこちらから。次回は4/2に自主企画「梅色に染まって」で会えるみたいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

こんなド素人もはなはだしい男が、完全主観で、しかもろくに知識もなしで土足で踏み込んでいってしまった気がして各方面から盛大にバッシングされそうでめっちゃ怖いんですけど、

 

快くブログに載せることを許諾していただいたバンドの方々本当にありがとうございました。

いや、本当にこんなド素人がたいしたものでもない感想文かいてしまってすみません。

読者の皆様、実際はこんな稚拙な文章で表しきれてないだけでこの四万倍は最高だからな!!絶対行けよ!!!

 

 

高校生バンドというのは紛れも無い青春の形であり、クソまぶしいのです。

「高校生?同年代にお金払えないわ」なんてイキってないでいったん行ってみてから考えても遅くないと思います。

彼らはいつでもライブハウスで待っています。

あとは僕らが向かうだけです。

 

あと大抵のところじゃ高校生割引もやってるしね!!!!!

五百円であんな最高の体験ができるとか、これ以上コスパのいいエンタメってあるんですかね?

 

 

いや、そうそう無いですね。

 

うん、無いってことにしておきます。

異論は認めません。

 

 

 

 

 

てなわけで3.30 HIGH SCHOOL BOOGIEライブレポでした。

 

拙文稚文大変失礼いたしました。