言いたいこと以外言わないソレ

言いたいこと以外のことを言わない文章の集まりです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

202"1"年の回答欄

変な年だった。 「想像もしていなかった年」などとテレビやメディアが総括する中で、違和感を覚える僕がいる。 果たして、2020が始まったその瞬間から、今年が如何様なる年になるか、また如何様なる年にしたいか、そもそも想像していた人間が日本人口の何%…

俺の大好きなロックバンドの新曲、お前も聴け【SULLIVAN's FUN CLUB/BOOT】

僕という人間は、音楽がなかったらとっくのとうに死んでしまっていてもおかしくないんじゃないかと、ふと思う。 おそらくそんな人がきっと何人もいると、またふと思う。 まえがき 僕の敬愛するロックバンド、SULLIVAN's FUN CLUBが先日、6th single「BOOT」…

ここにしかないどこかへ【銀杏BOYZ/エンジェルベイビー】

拝啓、冴えない僕たちへ。 他の何かのキラキラの衣を借りて、んで自分よりイケてないやつらを心のどこかで笑って、イケてるやつらの粗探しをして、自分自身は形のない澱のようなものに縛り付けられている。結局どこにも行けないでいる。 そしてなおかつ、そ…

コロナの夏の思い出を 第四回「TENDOUJI-COCO」

まえがき こんなんどうよ!!という気持ちで今回は紹介させていただく。 全五回というわずかな枠の中で、夏にこそ聴いてほしい曲を紹介していく、というのが本コーナーなのだけれど、ナンバガとガガガSPという世代ピンポイントで打ち抜きすぎのバンドを紹介…

コロナの夏の思い出を 第三回「ガガガSP-線香花火」

まえがき いや、いやね。別に僕は懐古厨じゃないんだ。 やれナンバガの次はガガガSPとな。なんだなんだ我々若者の「エモ」はどこにいったと。 そう言いたくなる気持ちもわか…………わか……………… わかりはしねえわ。 「エモ」なんて知ったこっちゃないが、あるいは…

コロナの夏の思い出を 第二回「NUMBER GIRL-透明少女」

まえがき 僕はNUMBER GIRLを昔から聞いていたわけではなく、再結成を機に「そんなすごいバンドがあるのか!」と聴き始めた勢である。 だからなんていうか、NUMBER GIRLの歴史の重みとか、そういうものを抜きにして今回NUMBER GIRLを選曲させていただいたわけ…

コロナの夏の思い出を 第一回「さとうもか - Glints」

まえがき ~コーナーのごあいさつ~ コロナウイルスのせいで、今年の夏はいつもの夏よりちょっぴり寂しい様子になりそうで。 旅行もうかつに行けないかもしれませんし、もうなんて言うか鬱々としちゃいそう。 なんの思い出もエモさもない夏は嫌だ!ゲボッッ…

人生は深夜ラジオみたいなものだ【サントラ/Creepy Nuts×菅田将暉】

人生は深夜ラジオみたいなもんだと思う。 中身がたいしてあるわけじゃないのに、飽きもせず没頭してしまうからだ。 そしてこの比喩も今でっちあげた、中身のない比喩なんだけど、かえってそれっぽいから困る。 ご機嫌よう、僕である。 蝉がミンミンと鳴きし…

歌えるデブ、泣く俺【エクレア/岡崎体育】

岡崎体育というアーティストを、知っているだろうか? まあ、そこそこ知られていると思う。音楽好きなら、もれなく知っていると思う。 僕はこのアーティストのファンである。なんなら僕の母もファンだから、親子で岡崎体育さんのファンである。 「えっ、お母…

拝啓普通な人へ【ギャグ/星野源】

【楽曲がでてくるまでに1500字くらいあります。なんだそりゃ】 ダメだなあと思う。 評価されているものに唾を吐きたくなるときがある。 人気者をディスりたいし、なにかにつけて自分より優位なものの粗を探したくなる。 かといって、ほかに斜に構えているも…

全ベンチウォーマーに告ぐ【スポットライト/Creepy Nuts】

満を持して、Creepy Nutsのお通りだ。 どうもこんばんは、僕の好きな曲を片っ端から紹介していくシリーズです。 今回はCreepy Nutsの曲について書く。 僕が2012年にネットラップにハマり、そこからしばらくしてメジャーやインディーズなど、インターネット…

ジメジメして眠れないから【羊を数えれば/かしわ】

お久しぶりです。 化学Ⅰが落単しそうです。 単位取得か落単かを賭けた『化学Ⅰ』との悪しき戦いにひとまず終止符を打ちました。 結果はまだ返ってきてませんが、まあとにかく再試験が終わりました。 マジであの苦痛は繰り返したくない。 (なお今現在英語が死…

美しいまま消えたいよ【祈りpart2/ヨシダレオ】

文章にしていくうちに、この曲を文章に起こすのは野暮なんじゃないかとさえ思えた。 けれど、かきたくなってしまったので書く。つたない文章だから、曲だけ聴いて帰ってくれても、それでぼくは本望である。 くたくたに疲れることがある。 小学生のころはこ…

薬物ダメ、絶対【悪夢へようこそ/ギリシャラブ】

筆者は結構、お気に入りの音楽をずっと聴くタイプの人間である。 好きなアーティストの曲やハマってるアーティストほど、YouTubeのトップにくる。だから、何となく毎回同じ曲を聴く。 最近でいうとICE BAHNのLOYALTYとか、ネクライトーキーの北上のススメと…

顔の良いバンドマンが許せない【スタンドバイミー/go!go!vanillas】

今回は、もうだいぶ有名なバンドを紹介する。 別にこのブログは日本のインディーズ、アングラ音楽シーンの底上げとかそんな大仰な大義名分を掲げて執筆しているわけでもないから、 僕は「言いたいことだけ言えば」いいのである。 でもちょっぴり当ブログの傾…

俺がセンター試験数分前に聴いてたタガログ語の曲について【わっしょい!/どんぐりず】

僕のセンター試験の失態はいくつかある。 英語で止まったペン。 いつもより40点くらい低い物理の点数。 あと一人称が「私(わたくし)」の男性試験教官(絶対コイツは性的にサド) さてそんなセンター試験の直前、君ならどんな曲を聴くだろう? やはり、いま…

なぁ、聴いてくれよ、この曲を【若者よ、耳を貸せ/南無阿部陀仏】

※今回のバンドはアツい。部屋の温度を調節して、熱中症対策を怠らないように! いやあ…やっと書ける。 熱量のデカすぎるバンドを己の中に落としこむときって、結構カロリーを使う。 というかブログの記事を書くときってカロリーを使う(文才がないから)。 …

なぜファがないのか、原点から考えよう【ドレミソラシド/日向坂46】

ぼくは有史以来アイドル文化が苦手であった。 そもそもあんまりテレビを見ない生活を送ってきていたからかもしれない。 女優の名前もよく知らないし、アイドルの名前もよく知らなかった。土屋太鳳と有村架純を間違えた過去を持つくらいである。 そんな僕がな…

うっわ、もう2時なるじゃん。な人へ【一生のお願い/挫・人間】

最近、ゆるやかに昼夜逆転している。 週に一度徹夜を敢行し、そこでびっくりするくらい生活習慣が大転倒し、そこから二日くらいその尾を引いて遅起きになる。それを立て直そうとするももって三日。また徹夜やら夜更かしをする。 以上を無限ループしてこの自…

「思い・・・出した!」

「おい!いい加減仲間を傷つけるのはやめろ!…お前、俺らとともに戦った日々を、忘れたのかよ…!」 「フッ、なんのことかな?私はもともと悪魔王メッチャアクマ様のしもべ…。お前らのような虫けらどもと馴れ合うつもりはない!」 「思い出せないなら…思い出…

眠れなくなった日だってあるじゃねえか【ムーンスキップ/SUNNY CAR WASH】

まだ陽さえでていない早朝、いつもより数時間早く目が覚める。 こんなの予定にない覚醒だ。眠ろうとする。 でもそうは問屋が卸さない。なかなか寝付けない。寝付けないからYouTubeで眠れそうな動画でも流しながら眠ろう。当然眠れない。 すると、なんだかじ…

この世界は美(グロ)い。【1秒先 向かう者と ただ訪れる者/UVERworld】

前置き 音楽が流れるまで1分以上MVがある楽曲は苦手だ。 言いたいことは音楽で伝えなさいと思う。 僕は文書を書く人間で、昔小説を書いていたときは、小説の中では意図的に「!」「?」というのを使わないというこだわりを持っていた。 「。」と「、」の可能…

バズる(俺に何かを書かせてくれ)

(お知らせは一番下まで) 人類はだれしも承認欲求というものを持っている。表に出すにしろ、出さないにしろ、自身という存在を世間(この世間の定義は各人によって異なる)に刻み込みたいという欲が存在するのである。 そう、僕はバズりたい。 1回だけでい…

果たして君は「アノ原曲」を真剣に聴いているのか?【Fitz and the Tantrums - Handclap】

ぬるい!!!! 冒頭から突然、「熱い」のテンションで「ぬるい」と言ってしまって申し訳ない。 しかしぬるいのだ。 何がぬるいのか、端的に言おう。 「Tik Tokから来ました」と言ってるやつを馬鹿にしてるやつ そうそこのお前だ。そう、そこのお前だ。 その…

所信表明演説

パソコンを新調した。 なんなら住居も変えた。札幌を離れた。晴れての一人暮らしである。 フライパンは洗うのが面倒だし、油跳ねも最悪であるという理由からもっぱらレンジでつくって飯を食らっている。 最近のお気に入りはニラ玉である、あれはマジでものの…

異世界系小説なんてこんな感じだろ

トラックで轢かれた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! やった〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 転生したぞ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!…

Sentimental Young Ones、全曲推薦文。

これは僕の敬愛するロックバンド、SULLIVAN's FUN CLUBのニューアルバム「Sentimental Young Ones」の感想文です。 ボリュームは親子丼くらいの文章量です。 とくに、聴いたことのない方にも向けて、伝わるように頑張って書きます。 リツイートとかするくら…

とりあえず聴いての曲1

最近では感染症の話題で世間は持ちきりである。 むろんTwitterのタイムラインもそうであろう。やれ政権どうの、やれ転売ヤーどうの、僕は全くの門外漢なので、そのような問題に対してコメントをすることに責任はとれないが、ただ、悪いのが誰か決める前にす…