お久しぶりです。
化学Ⅰが落単しそうです。
単位取得か落単かを賭けた『化学Ⅰ』との悪しき戦いにひとまず終止符を打ちました。
結果はまだ返ってきてませんが、まあとにかく再試験が終わりました。
マジであの苦痛は繰り返したくない。
(なお今現在英語が死ぬほど危ない)
ようやっと、すこしいとまができたので、音楽についてめきめき書いていく所存。
(なお今現在英語このままだと落単)
さて、絶賛梅雨である。
北海道出身の僕は、現在本州にて人生初の『梅雨』を体感している。
大学生にせっかくなったにも関わらず学校は閉鎖、毎日うだつの上がらない日々を暮らし、そのうえジメジメした梅雨なんてセットできたら、たまったものではない。
梅雨どくとくの寝付けなさと、日々を無為に過ごしてしまっているのではないか?というどうしても拭えない違和感に圧迫され、快眠がはるか彼方へ遠のいていく。
そう、遅めの五月病みたいな症状が来ているのである。
化学Ⅰを来年一年生と混ざって受けなければならないのか?
そんな悪い夢を見そうで、寝ている時間が惜しくなっていた。
そんなジメジメした夜中、子守唄のように僕を寝付けさせてくれた歌がある。
羊を数えれば/かしわ
かしわ - " 羊を数えれば" Official Video
これはラッパーのかしわさんの曲である。
ぼくはMCバトルも大好きで、もちろんバトルでのかしわさんの魅力も存分に知っていた。
ビートアプローチが自由で、とにかく聴いていて、楽しくなる。楽しくなるし、それ以上に楽しそうにラップをする。
あんまり興味がない人も聴いてほしい(白いほうがかしわさんである)。
黄猿 vs かしわ/戦極MCBATTLE第19章 (2019.3.31) 公式BESTBOUT5
RADWIMPSをサンプリングしてしまうのがびっくりである。
飛び道具というか、意表をついているアプローチなのに、ビートの上で滑っていない…楽しそう。
で、こんな陽キャの権化みたいな人間が、あの羊を数えればのリリックを書き、繊細にうたっているのだ。
ラッパーの書く心境をつづったリリックというものが僕は大好きだ。
楽器をもたずマイク一本で勝負する。だからそこに宿る歌詞や言葉はかなり等身大にちかくて、正直なものだと思っている。
(そういうラッパーが好きだということ)
この曲はまさにそんな曲だと思うし、夜眠れないときは、この曲のまっすぐなもやもやと、輪郭の心地いいトラックが熱さまシートのように心を和らげてくれる。
リズムが心地いいのはもちろん、リリックが良い。
すっかり長くなってしまった夜 思い出してしまう ここ最近のこと
安心とはどうやったら出会えるんでしょう?
この毛布に包まり何時間経った?
全ては錯覚 疲れてるだけだって 瞳閉じよう 夜を越えよう
羊でも数えて夢の中に今日は逃げましょう
眠れず布団の中で思考が泥沼にはまって、
漫画や動画を電気もつけずに読んで、
目が疲れてきたと思ったらもう三時くらいになってる。
安心とはどうやったら出会えるか?
そんな疑問が気づいたら立ち上がる。大人になるってこういうことなのかと今思う。
数だけの箱が積み上げられちゃったんだよ
このリリックはいわゆるパンチラインだなあと思う。
思い当たる節ならたくさん、あると思う。あるだろ?ない?すごいな。
朝と夜の間で僕は揺らいだ気持ちと向き合うのです。
なんとなくだけど、そんな時間で我々ははじめて成長するのかもと思ったり、思わなかったりする次第だ。
英語さぼりまくってて単位が怪しいこの頃だけれど、まあなんとなくシャンとして、もやっとする自分と向き合って、やっぱり負けて、生きていくんだなあと思うわ。
おわり