言いたいこと以外言わないソレ

言いたいこと以外のことを言わない文章の集まりです。

忘れないうちに書いておく「SULLIVAN's FUN CLUB『Panta rhei』を聴いて」

 


SULLIVAN's FUN CLUB というバンドの、Panta rhei というニューアルバムを聴いた。

 

画像

 

 

それがかなり衝撃的だったので、書く。


つい20分ほど前に一週目を聴き終えたばかりだけど、今感じているこのアチアチの感情をそのまま文字にぶち込みたい気分なので、書く。

 

 

 

このアルバムは、凄かった。

 

みんな聴くべきだよ。聴いてくれ。

 

このくらい凄いだろう、と想像していた凄さを、はるかに超える凄さだった。

 

 

 

 

ジェットコースターに乗っていて、レールに沿って走るのだろうと思っていたら、車体がふわりと浮いて垂直落下した。落下した方向に、計算されていたかのようにレールは続いている。コース外を疾走し、ぎりぎりで通れるかの隙間をジェットコースターは走り抜け、車体とレールとが擦れて火花と金属音を上げている。不思議と高揚感のみが胸元を過ぎていく

 


・・・・・・もう、なんだかわからんのだけどこうなのですよ!!こう!!

 

 

ああ!! こうなんです!! もう説明不要なくらいだ!!

 

 

説明が欲しければ聴いてくれ!! 

 

それが俺の説明だ!! 俺の言わんとしていることをわかってくれないか!!



 

ほらここにSpotifyあるから!!!



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ああわかった、とにかく、自分の為にも、忘れないうちに書いておこう。

 

そのPanta rheiにムチャクチャにされた男の、心の上下動を読んでくれ。




TOWER RECORDS 商品リンク

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◆もっとマトモな前置き

 

本記事はロックバンド「SULLIVAN's FUN CLUB」の、2021/9/8リリースニューアルバム「Panta rhei」に関する感想文です。



ロックバンド「SULLIVAN's FUN CLUB」って何?という方はおそらくこのリンクから辿って経歴でも読めばよいかも。手っ取り早いのは音楽を聴くことだけど。

 


基本的な機能としては未来の自分に対する覚え書きですが、読者の皆さんにもこのロックバンドの最高加減を共有したく筆を取った部分も多いです。

 

あくまでも音楽の素養の無いトーシロの感想文ですので、音楽的見地からのコメントとかなんかじゃなく、ただこの音楽に対する感想を書き連ねていきます。

 

 

 

 

【注意】

Panta rhei は、すくなくとも一週目は、ループ再生をかけた状態で、「順番を守って」聴くことを強く推奨します。

 

 

 

 

 

 

 

M1. DESTRUCTION



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DESTRUCTION、すなわち破壊。

タイトル通り、この曲はまさに「破壊」の曲だと思う。

 

鬱々としてうだつの上がらない閉じた視界を、明らかに非効率に見える、どうみてもデカすぎるハンマーで、粉々に、粉々に、破壊してくれる

そんな圧倒的な破壊力を持った歌声とドラム、ベース、ギター唯一無二の破壊装置だ。

 

 

この曲を音量マックスにして聴いていると、なんだか自分が無敵になったような気すらする。


いや、知っている。自分が本当は無敵なんかじゃないと知っている。

食欲性欲睡眠欲、どうしようも無い承認欲求や自己顕示欲、目に余る自分可愛さと怠慢、自分はダサいとしっている。

 

でもだからこそ、その全身全霊の音楽がどうしようも無く自分を無敵ナイズしてくれているような気がする。

 

 

 

「愛してもらおうだなんて 思うのはやめだ

 退屈の果てに溢れた 涙で歌に火がついた」

 

「許されようだなんて 俺は思わないぜ」

 

 

SULLIVAN's FUN CLUBの反骨精神が見え隠れするこの歌詞が、稲妻のように体中を迸り、雷鳴のように心臓に轟く。

これがサリバンのすてきなところの一つだとおもう。

 

愛してもらおうだなんて思うのはやめだ、なんて潔くて気持ちいい歌詞。

 

 

 

 

「今から全部 壊してみよっかな」

 

全部、全部を壊してくれと思うくらい、息の詰まっているオレタチに、この歌詞は特大のハンマーを授けてくれる。

 

そんな曲だと僕は思う。

 

 

 


作詞作曲のヨシダレオさん直々のセルフライナーノーツによれば、このアルバムを通してのコンセプトは「万物流転/破壊と再生」だという。

 

「DESTRUCTION」から始まるアルバム、この構成も本当に最高だ。






 

 

M2. 火花

 

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DESTRUCTIONから、転がり込むように二曲目、火花。

 

先ほどよりもさらにアップテンポな曲で、ほんとに火花って感じだ。

 

 

「正しくいたいがため 魂をすり減らし待って

 信じ待って 死んじまって 最後笑うやつがいる」

 

なんてピュアなんだ。なんていびつな真っすぐなんだ。

 

(ちょっとまだ歌詞カードが家に無いので、ここの歌詞が「信じ待って 死んじまって」かどうか確証はないんですが、なんとなくそんな気がする、ので、今は感じたままに書きます。もし違ったら加筆修正致します。)

 

 

(09/08/13:05追記 寝て起きたらMVが上がっていました、それによると合ってるみたいです、やった~)

youtu.be

 

 

SULLIVAN's FUN CLUBの歌詞の良い所って、ほとんど奇をてらっていないところだと思う。

 

いかにカッコつけられるかのバトルが横行するこの世で、サリバンはあくまでも等身大な歌詞を原液のままぶっかけてくる感じ。

 

ね、いいでしょSULLIVAN's FUN CLUB。

 

 

「たとえば この世界が終わってしまおうとも

 涙は似合わないと 夜の中で もがくのだ」

 

もがく、という表現がさいこうだ。涙は似合わないから笑う、とか、すぐそんなに切り替えられない僕らだから、必死にもがくのだ。

 

 

まだライブ映像のモニタ越しでしか見たことないんだけど、ベースのハセガワペイさんと、ギターのヨシダカズマさんの演奏の仕方が僕はとっても大好きで、血の一滴まで音楽してるって感じて、見ていてビリビリしてしまう。

 

(これは参考映像)

www.youtube.com

 

 

この火花という曲、絶対ライブで聴きたいな。

 

有観客かつ有歓声の中で、いつか最後の「ラ ラララ」を一緒に叫べるんだろうか?

 

その時はみんなライブハウスで会おうね。

 

 

 

 

 

M3. 教育

 

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DESTRUCTION、火花でブチ上げられて、どんどん更新されていく「想定される凄さ」を、飄々と越えてきた曲がこの「教育」という曲。

 

 

あ、以後ずっとこんな感じ。

 

「想定していた凄さ」が毎曲ごとに更新されて、天井知らずのスパイラルに巻き込まれていくから、ヨロシク。

 

 

アルバムのティザーでこの曲がチラ見せされていて、そのときから「ああこれは絶対に好きなやつだろ」とおもっていたけど、まさかここまでボディーブローを食らわせてくるとは、思わなかった

 

 

この曲、個人的に刺さり過ぎた。ゲロ吐くかと思ったよ。

 

 

 

すこし甘酸っぱいけど、どこか決定的に青臭くて気まずいようなサウンド

サリバンは勢い任せなんかじゃなくて、こんな幅のある音楽を提示してくれる。最高。

 

 

 

「なんかほんとまじサムくてごめんね

 だらしないのは僕で 泣き出したいのは君です」

 

 

この入りだしの歌詞がもうゼンブを物語っている。

 

ああダメなんだなこいつは、とわかる僕もダメなやつなのだ。ああダメだ。

 

 

好きな女の子を前にして、その子の前でろくにカッコつけることもできないような、ダサいおまえとオレタチにはゲボ吐いちゃうくらいこんな曲が刺さる

だろ?

 

 

 

 

「最愛なる君にもっと何かできた何ができた」

 

「採点不能なラブで いつも君を困らせてしまって

 通信簿はボッシュート君の部屋に置いておいて

 センセイ僕にどうか チャンスくれないでしょうか

 

「もう一度教えて

 

 愛のルールどうか教えてくれ」

 

 

 

この歌詞、刺さるおまえはこのアルバムを買ってくれ。

 

アルバム持ち寄って、北24条の松屋に集合な。

 

でも、ダサいオレタチはたぶん集ったとしても救いようのない会話をして解散するんだ。だからいいです。

 

 

 

好きなきみをどうにかしてしまいたいくらい好きなんだけど、どうしても不器用でダサいのだ。というか、君に愛されるほどの僕じゃないのだろうか? いやそもそも、そんなこと、イケてるやつは思わないんじゃねえの? やっぱ俺ってイケてないよな 髪型なのか? ん?

 


ぐるぐる回るダサさを一蹴する、

 

あんたホントマジだっせえ

のコーラスが良い。

 

 

 

あ~~~いい。全歌詞が光ってる。

本当にだめなオレタチ、このアルバムを聴いてくれ。

 

 

 

あ~~~~~~~~最高・・・。

 

 

・・・・・・助けてくれ~~~~・・・殺してくれ~~~・・・!!

 

 

俺ホントマジだっせえ・・・

 

 

 

 

M4. 虎

 

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どうやら、この「虎」は、獰猛に野生を駆けずり肉を貪る、王者然とした「虎」なだけではなく中島敦山月記に登場する「虎」然とした「虎」であるようだ。

 

 

 

「己の罪の歌」とあるが、歌詞からも少しそんなところが読み取れる。

 

「"なんちゃって" の笑う声を夢に見て虚しくなった」

 

という歌詞から、サリバンの音楽としての「虎」の中に、ヨシダレオさんのつぶやきをなんとなく感じられた。


ヨシダレオ - 祈りpart2(lyric video) - YouTube  去年にヨシダレオさんが個人名義でうたっていたこの曲に少しだけ近しいものを感じた。これは、僕の勝手な妄想。)

 

 

 

悲鳴を上げるようなギターサウンドとドラムが耳に突き刺さる。

タダカズキさんのドラムが変態的で好きだ、良い・・・。

 

 

 

「俺は何を探していたのか 今更 思い出せないな

 それでも

 答えないでくれ 見つめないでくれよ

 あぁ怖いから」

 

「所詮虎のよう 所詮虎のようだ

 月に吼えるだけ

 こんなんじゃ誰にも相手にされないぜ」

 

 

このいわれも無い苦しさを、どうして一つの音楽に書き表すその行為が可能なのだろうか。

そしてその世界観を、SULLIVAN's FUN CLUBはドラム、ギター、ベースで再現してしまっている。

 

 

臆病な自尊心と尊大な羞恥心やその他もろもろのせいで、獣に身を落としてしまった李徴を、ヨシダレオさんは笑えないという。

 

 

サリバンの引き出しはこんなにも深く広かったのかと息を呑むバンドサウンドが優しく悲鳴を上げている、歌い上げるその歌詞は突き刺さる

 

 

 

 

 

 

 

 

M5. ときめき

 

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うわうわうわうわ~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!B面突入~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!

 

イントロから先ほどの曲と打ってかわって、電撃のパチパチするような幸せを感じる。

 

 

ライブ会場で手拍子をさせてくれ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!

ああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

「二人で息を止めて 月までジャンプしよ

 地面を蹴った街頭の下 手と手を繋いでみた」

 

 

 

この表現!!!!!!!!!!!!!

 

オイ!!!!!!!!!!!!

 

なあ・・・・・・。

 

最高じゃんか、こんな感じのきらきらした恋をしよう。

 

 

曲が進むごとに、Panta rhei」というアルバムの最高具合が更新されていく、聴けば聴くほど完成されていく、構築されていくアルバムだ。

 

 

サリバンは、幸不幸差別なく等身大で俺らをズタズタにしてくれる。

 

 

「2人で毛布被って 少しだけ笑う

 まるできょうだいかなんかのように 少しだけ笑う」

 

この詞の幸福感、愛しさのなんと、なんと儚いことだろう。一瞬静まるその感じも良い。全部いい。

 

あまりにも、かんぺきに近い幸せに涙が出そうだ。大好きな人のすぐ隣に居れたらいいのにと思う。

 

 

 

「変わらないものを探しては 変われないままときめいてる」

「変われないものを抱きしめては 変われないまま輝いてる

 

「君の声 張り付いたまま 消えないメロディ」

 

 

この曲の歌詞カードが早く欲しい。それだけでピカピカした宝物みたいだとおもう。

この心に刻み込んで忘れないでおきたい。

 

ずっと時間が経つと忘れてしまうような、そのときめきが、痛いほどに存在を主張する。

 

 

 

君となら月までジャンプできると思えてしまうくらいのときめきを、ちゃんとおれははぐくめればいいなと思う。

 

 

「もっとこっちへおいで 一生離れないで 消えないでいてね」

 

鮮烈な歌だ。ああ、いい!!!!!

 

忘れていたこの感情、COME BACK!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

M6. パンタ・レイ

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パンタ・レイ(Panta rhei)とは、古代ギリシアの哲学者ヘラクレイトスの「万物は流転する」との思想を表す語である。

 

このアルバムのタイトルにもなっていて、主軸の一つでもあるという。

 

 

流転とは、宗教的に言えば、輪廻転生のことであり、一般的にいえば、ひとつの状態にとどまらず移り変わることである。

 

 

すべてのものは、ずっとおんなじ状態であり続けるなんてありえない。

そんなことを言われると、大切な人のことを脳裏にうかべてしまう。

 

読者の皆さんも脳裏にうかべたんじゃないだろうか、いつまでも在ってほしいものやひとを。

 

 

 

本当に不思議な曲だと思う。

 

聴けば聴くほど、歌詞が沁み込んでくる。直撃するようなDESTRUCTIONともちがくて、深夜から朝の日が入り込むように、徐々に歌詞が沁みてくる

 

 

「ゆうべ 俺 おやすみって言えばよかった

 糸は切れた」

 

「ゆうべ 俺 夢見たんだ

 アイツ ふらっと還ってきたんだ

 そんで 俺 嬉しくなって泣いた

 あいつは困って 笑った」


ここの詞が、とても、とても、どうしようもなく切ない。

 

 

「それでも逢いたい・・・」

 

と歌うこえと、すこしだけ弱々しくうたう

 

「あなたに逢いたい・・・」

 

の対比が凄く心に来る。

 

それでも逢いたい、と熱望する反面、すでに他のところにいってしまったものに対して、もうきっと戻らないことをしっている。

 

しかし、万物は流転する以上、いつかまた逢えるのかもしれない。

 

 

いまある幸せのおわりを考えて、ボロボロ泣いてしまった。

 

 

 

ちなみに、二番のサビに入る瞬間のサイレンの音は、ギターで再現しているらしい。

凄。

ソースは一週間くらい前のヨシダレオさんのInstagram

 

 

 

 

 

M7. Mr.Pastman

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このアルバム唯一の、ハセガワペイさん作詞曲。

 

 

本人からのコメントが最高。

 

そうです、ときめいてる我々は本当に愚かな生き物です。

 

 


「間違ってないよ 君は僕のことが好きさ

 君の口からはなかなか聞けそうにないけど」

 

この恋は盲目な感じ、ああわれわれはばかなのだと思う。

 

 

「なんだっていいよ素敵な君と居れるなら

 過去もこれからも 君のこと全部愛してる」

 

少し強がりも含まれているのだろうか、しかしひたむきな感じが最高。おれたちこうありたいね。

 

 

この歌詞と楽曲の雰囲気から、ペイさんとレオさんはたぶんだけどユニコーンとか聞くんでしょう、と思ったんですけど、どうでしょう、見ていたら教えてください。僕は「大迷惑」と「自転車泥棒」が好きです

 

 

そして最後の好き放題やるドラム、ギター、ベースが本当に楽しい。音楽っていいなって思う、ライブが楽しみになってしまう。

 

先ほどのパンタ・レイでボロボロ涙をこぼしていたのだが、気づけば暗い部屋で適当な踊りで踊り狂っている自分がいた

 

 

本当に凄いアルバムだ。メチャクチャにして再構築される。

 

 

 

 

 

M8. REBOOT

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この曲のリメイク元?の「BOOT」は、以前にもこのブログで取り上げたことがある。

 

僕はこの曲を聴いたときの、雷に打たれたような衝撃をいまだ忘れることができなかったのだが、

REBOOTでは、その衝撃をさらに強烈に再体験させられた。

 

 

本当にPanta rheiは恐ろしいアルバムだ、最後の曲まで「想定」を覆し続けるのだ。

 

 

もはや脳内再生可能なまでBOOTを聴いていた僕は、最初の一音のベースで、「今までと違う!」と感じて、大興奮を覚えた。

 

一瞬で、鳥肌が止まらなくなった。

 

www.youtube.com

 

聴き比べてみると、ヤダさんのベースとペイさんのベースで、音のイメージがちがう。

 

どちらも大切なSULLIVAN's FUN CLUBの音楽で、同種のエナジーに満ちているように感じる、けれど新生SULLIVAN's FUN CLUBの音はBOOTのものと決定的に違うようにきこえる。

 

先に述べたように僕は音楽に対してなんの知識も持ち合わせていないので、音楽的なコメントはぜんぜんできないんだけど、何かは決定的に違う。

 

 

 

なんかわからないけど恐竜って感じだ。

 

は?

いや、言語化が難しいんだけど。

なんか恐竜って感じだ。

 

 

 

そして相変わらず楽しそうに音楽をする。歌詞のきらめきは変わらず、あたらしいSULLIVAN's FUN CLUB によって再解釈がなされている感覚。

 

 

やっぱり、

「転がってたどり着いた ここに答えなどあるもんか

 蹴り飛ばされた一瞬が 続いてくんだろ」

 

この歌詞と

「Nothing's over この火よ 消えないで」

 

この歌詞が大好きだ。なんど聴いてもいいな。

DOORとBOOTは自分の中で大事な時期に聴いていたから、すっごくシンボリックな意味を帯びているように感じてしまう。勝手に。

 

 

 

そして、シャッフル再生をしている場合、このままDESTRUCTIONにつながる、というその演出が心憎い。

 

この構成のせいで、俺は一生このアルバムから抜け出せないでいる。ブログ書きながら聴いているから五時間くらいずっと聴きっぱなしだ。

 

でも全然苦にならないね、ありがとうサリバン。最強のアルバムをありがとう。

 

 

 

 

 

◆終わりに

 

DESTRUCTION――破壊・脱構築に始まり、パンタ・レイ――万物流転を経て、再構築されたSULLIVAN's FUN CLUB での、REBOOT――再起動

 

 

サブスクでシャッフル再生の今に、アルバムひと繋ぎの中の可能性をびしびし感じさせられる名盤としか言いようがない

 

聴けば聴くほどらせん状に、最高地点を更新し続けながらのぼっていくPanta rheiというアルバムは、そのままSULLIVAN's FUN CLUBの進化し続ける姿をうつす鏡のようにも思えてしまう。

 

今までのアルバムとも違う演奏方法や楽器?も取り入れているように感じ、より引き出しが深く広くなったSULLIVAN's FUN CLUB。

普段あまりこの系統を聴かない方も、刺さる曲があったのではないかなと思う。

 

 

 

俺が最高だと思うバンドの最高なアルバムを紹介できて、とても満足している。

 

 

ヨシダレオさん、ヨシダカズマさん、タダカズキさん、ハセガワペイさん、マジで本当に、最高のアルバムをありがとうございます。

 

 

 

それではみなさん、聴いてね。

読んでくれてありがとう。僕はこれから眠ります。

 

 

 

 

Spotify Panta rhei - Album by SULLIVAN's FUN CLUB | Spotify

タワレコ予約 SULLIVAN's FUN CLUB/Panta rhei

 

 

 

おしまい

 

 

 

 

追記1:2021/09/09

歌詞を訂正させていただきました。

追記2:2021/09/09

当記事は、出典がここだと明記していただければ、諸々の権利を侵害しない範囲で、スクショなどで引用していただいて構いません。