言いたいこと以外言わないソレ

言いたいこと以外のことを言わない文章の集まりです。

コロナと空き巣がマジで嫌い【#10 KEYTALK「アオイウタ」】

 

そろそろ札幌に帰る。

二週間ばかりこのアパートの一室を空けるわけだ。それがどうにも不安である。

 

 

長期間住居を空けるのって、怖くない??

 

コロナ禍の昨春昨夏、実家に帰ってリモートで授業を受ける同級生が主にインターネット上で大勢見受けられたんだけど、月単位で家を放置することが怖くないのがすごい。普通に尊敬しちゃうわけだ。

 

 

 

まず、家がどうなろうと確認のしようがないのが怖い。

 

万が一鍵をかけ忘れているかもしれないし、そのせいで空き巣が入って、家が荒れまくってたり物という物が一切無くなって、どうぶつのもりのスタート時みたいになっちゃうかもしれないじゃないか。

 

最悪、何らかの手違いでガスコンロからハウルカルシファーみたいなやつが発生して、帰ってきたらアパートの建物ごと焼失してる可能性もある。

 

 

ゴキブリが出てるかもしれない。いや、ゴキブリが300匹徒党を組んで、うちを族ブリ(暴走族になったゴキブリ)の本拠地にしてるかもしれない。

ゴキブリなら全員叩きのめせばいい話だが、もっと最悪なのが、棚の裏とかにゲジ&ゲジとかが「ここ僕んちw」って住み着き始めるかもしれないじゃないか。

 

 

 

それを一切確認できないのがヤバすぎる。二週間という期間、長すぎない?

 

ジャンプの主人公なら二週間もあれば、新技開発したり、この前までボロ負けしてた敵を逆にボコボコにできるようになったりするんだぞ?

 

帰ってきたら家が湿原みたいになってて、カビまみれになってるかもしれないじゃないか。

 

 

 

あと、家に帰ってきたとき、汚かったらヘコんじゃう。

 

あ~楽しかった~、でも疲れたね~って、家に帰ってきたらコレ廃墟?ってなってるの最悪じゃない?

 

 

「普段からこまめに家をきれいにしてたらいいんじゃないの?長期のお出かけピョ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!

 

 

 

あ、すみません。超巨大なひよこが絶叫してたせいで一ミリも聞こえませんでした。

 

 

 

 

 

youtu.be

 

 

 

でもね、俺、旅行は死ぬほど大好きなの!!困った!!

 

この曲は、KEYTALKANAと数年前にコラボした時の曲で、飛行機で備え付けで流れてる機内放送で聴いてから、自分の中の「旅」のイメージソングみたいになっちゃった曲である。

 

 

飛行機に乗るたび、眼下に広がる雲海と、ばかみたいに青い空をみるたび、この曲がインサートされてくる。

俺という人間が一つの作品だったとしたら、TVアニメ「俺」(大学生夏編 OPテーマ)がこれになっちゃう。

 

 

コロナが収まったらたくさん旅行したいね、と春から事あるごとに言ってるけど、全然収まる気配がない。

 

俺ら周辺、一個下とか一個上とかの世代、本当にはずれくじを引いてしまったのかもしれないな。と、本気で思えないくらいに充実して生きていきたいんだけどね~

 

 

なんか、最終的に「なかったこと」にされて残りの幾十年生きていくハメになりそうで本当に嫌だね。

 

 

 

 

もし十数年後、コロナ世代だったせいでみじめな思いをすることになったら、みんな、

鍵を閉め忘れた長期旅行中の大学生の家で酒盛りして、家財の一切合切を奪って、どうぶつの森の初期状態にしてやろうね。

 

 

 

嘘で~す。ちゃんと楽しく生きてやろうと思います。

 

 

 

 

短いブログ【#9 レミオロメン「3月9日」】

 

久々にC.C.Lemonを飲んでいる。

久々に徹夜をして、久々にツルハに売っている安いおにぎりを食った。

 

久々の徹夜は楽しかった。久々にあんなに話したかもしれない、と思った。

 

 

で、久々に夜のこの時間帯にブログを書いている。最近は大体昼に更新していたけど、今日は久々に昼寝してしまったから、久々にこの時間帯である。

 

 

 

 

youtu.be

今日は3月9日。

 

 

受験直前期あるいは卒業式のタイミングになると執拗に流れる、感動のソング…みたいな歌にカ〇リーメイトを添えたCM、俺は割合苦手だ。

鼻で笑ってしまう。そんな自分も割合苦手だ。

 

みんながみんな、カ〇リーメイトじゃないんだからな~~~

意識が無い系 (完全に気を失っている)【#8 キュウソネコカミ「馬乗りマウンティング」】

 

一人でカフェに来ている。家から多分最寄りのカフェ。

 

趣味のいい映画音楽が広々とした店内に流れていて、暖色系の灯りが穏やかに流れる時間をつくりだしている。コーヒーの豆に詳しくはないからテキトーに頼んだブレンドコーヒーは、マスク越しに鼻腔をくすぐるいい匂いがした。

 

鼻につく文章だね。

食べログにこんな文章書いてあったらスマートフォン投げて、窓という窓を叩き割って感染症対策バッチシ決め込んでやるわ。

 

 

山形市に在住の読者の皆さんならこれだけの情報で最寄りのカフェを特定してきたりすんのかな。怖い~・・・・・・くわばらくわばら・・・・・・

 

 

今日はここでしばらく考え事でもしようかなと思う。今は塩キャラメルとバナナのフレンチトーストが来るのを待つ間に、もはや日課になったブログの執筆を励行しているところだ。

 

 

うぜ~~~~。

 

自分で書いててもウザい。なんやねん、ブログの執筆て。

 

 

本質的にお前はただ、光る板に向かってカチカチ音のなる板をたたいてるだけだぞカスが。

 

 

唯物論の観点から言ったら俺のブログやそれの下地になっている精神的活動はまったくもって実際的な役割はないのである。

 

 

だから頑張れそこの少年少女!

 

お友達がどんなにTik Tokでバズってても、Twitterのフォロワー数が何万人いても、本質的に全部光る板だから!

 

 

 

 

youtu.be

 

キュウソネコカミ、高一の頃に音楽好きの友達にアルバムを借りてからより一層好きになったな。

 

ここまでの文章を読んでくれれば一目瞭然だと思うけど、俺は基本的に卑屈寄りの人間だから、イタイほどわかる、共鳴する感性があるよね。

 

ヤマサキセイヤさんの声はめちゃめちゃキャッチーだし、正直もっともっと世界にはキュウソを起用してほしい。福田雄一監督のコメディ映画の主題歌とかさ、すごい合いそうな感じしません?

 

俺がギャグ漫画家になって、実写映画撮るってなったらキュウソネコカミを主題歌にしたいもん。ならないけどさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

…あ、塩キャラメルのフレンチトースト来た

 

 

 

 

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え???

 

 

デカくね?

 

糖分の王蟲????

 

 

明らかに男一人でカフェに来て食う種類のもんじゃないけど…

 

 

 

そんでうっっっま

 

ブレンドコーヒーに異様なほど合う。

 

 

 

だんだん重く感じてきた。昔は大丈夫だったのに・・・老けてきたのかも。

せめて感性だけは老けたくね~ので、今日もたくさん考えるのである。

 

 

 

 

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勝負事で本当に楽しむには強さが要る【#7 RADWIMPS「会心の一撃」】

 

毎日ハイキューの漫画を読み、ハイキューのMADを聴きまくっている。

塾講をしているとき、生徒に受験前に読むといい漫画ランキング一位はハイキューだと教えておいた。

 

いつの間にかハイキューが僕のバイブル的存在になりつつあるのかもしれない。

皆は誰が好きですか、僕は田中龍之介と赤葦京治です。一番好きなチームは梟谷です。

 

「勝負事で本当に楽しむには強さが要る」というガチ名言があるけれど、僕にとってそれはホントにそうだなと思う物事だと思う。

それに、明確に白黒ハッキリした勝負事に限らず、人生全般本当に楽しむには何らかの強かさが必要なんだろうと思う。

 

 

何の話をしようと思っていたんだか忘れた。

 

ええと、とりあえず新入生のみなさん合格おめでとうございます。

 

もう一年が経つんだなと僕は今までを顧みている。一年という時間感覚がバグるほど濃度の薄い一年間だった。

それを取り戻さねばというような強い焦燥感と、強烈な喉のおくのほうの渇きにひっぱたかれて、近頃真剣に生きようと努力している。

 

数学サークルもちゃんと動かさないと、というか動かしたいな。数学サークルでテレビに出るのが目標だから。うん、もう少し自分の中で展望を明確にしていかないとだめだ。

 

 

 

youtu.be

 

 

もはやこの曲、小学生のころから聴いている。RADWIMPSに軽くハマっていたので、もちろん会心の一撃が大好きだった。

 

血液みたいな曲だよね。熱く迸る、って表現が非常にしっくりくる。ビリビリする。

 

RADWIMPSというバンドはいい意味で不安定だと思う。人間の息遣いが感じられる詞を書いている。五月の蠅とか書いてみたりしたと思えばグランドエスケ-プ、実況中継書いてみたと思えば億万笑者。

 

不安定で、俗っぽく言えば「病んでる?」みたいな曲を歌う傍ら、鮮烈な熱のカタマリを歌にする。

 

この辺がすごく、人間っぽいから大好き。○○○○○○みたいな一方的に希望を歌うバンドの何万倍も信頼できる。

 

 

 

 

 

 

MVのイントロが長すぎるけど。

YOASOBIのボーカル、20才【#6 YOASOBI「怪物」】

タツイができなくなっちゃった。

 

自分の人生に対してボーっとテキトーに生きているときに、ぼんやり

 

「最強のみちょぱ 『鬼(き)ちょぱ』」

 

みたいなテキトーなフレーズが浮かんでくるのだけれど、以前より若干、自分自身の人生に対して真剣に生き始めてしまったので、ネタツイができなくなっちゃったのだ。

 

まあそのうちテキトーなツイートをしたい。俺の中のデトックスみたいなものみたいなものなのかもしれないと最近思う、積極的に非生産的なことをするのは非常に良いことだ(※個人の見解です)。

 

 

最近起きている時間の6割くらいは匿名ラジオを聴いているのだけれど、ARuFaさんとダ・ヴィンチ・恐山さんはすごいな。

あとオモコロライターも大学生がいるのが凄い。

 

小学生の頃や中学生のころに見ていた高校・大学生ってもっとエネルギーと才気に溢れてなかったっけ?俺ってホンマに大学生なん??

と思うことが多い。これはたぶん俺だけの感覚ではないと思う。

 

才能発掘キットの賞味期限がもう近づいてきている。

早いとこ俺の才能の油田を掘り当てないといけないな…

ゲボ。

 

 

youtu.be

 

YOASOBIのボーカル、20才らしいですって奥さん。

俺の一個上じゃないですか、とか、矮小なる器で矮小なるひがみに興じてしまう時点で、俺は矮小なる存在なのかもしれない。

 

夜行性というYOASOBI、ヨルシカ、ずっと真夜中でいいのに。を総称した誰がつけたんだかわからないお前に耳はあるのかみたいなカテゴライズあるけど、全然みんな音楽の感じ違うよね。

 

BEASTARSはOPに使うアーティストのチョイスがハイセンスすぎる。一期はALI。この先見の明にはビビった。呪術廻戦のEDでビッグバズったALIを先にピックアップしているのが凄い。

 

 

そしてYOASOBIのバンドのコンセプトの一貫性もいい。セルフプロデュースも良い。

 

あ~あ~~~

もっともっと躍進していくだろう、YOASOBIは。来年も紅白に出るだろう、きっと。

 

 

バイト行きます~~。

本を読むという俺のHIPHOP【#5 webnokusoyaro「本読めない」】

 

三月くらいはブログを毎日更新するという目標を掲げてとりあえず書いている。

 

僕もまあ人並みに承認欲求だとか自己顕示欲なんてものがあるわけだし、PV数が急激に伸びて、Twitterのフォロワー数も爆発的に伸びて、出版社からツイッタラーが良く出しがちなフォントサイズお化けのクソ文庫本を出してみて~~印税~~~とも少しくらい思う。

 

でも現実問題今の僕にそんなコンテンツ力はないわけだから、今はこうして「最低限毎日やる」という最低のラインを更新することを目標にしているわけだ。文章のリハビリテーションにもなるしね。

 

三日前に書いたように最近、小説だとかエッセイの、いわゆる文芸的な活字に触れていない。線形写像がどうのこうのとか、そういうのとにらめっこしているので、そろそろ文芸的な活字に触れたい。

 

昔、僕にとってそういった文章群はまさに酸素そのものだった。

テストの裏の落書きは、読んだ本の気に入った一節だった。

僕は文章を使って息継ぎをし、音楽を使って深くまで潜ることができていた。

 

 

ので、ちょっと来週くらいからちゃんと読んでみよう。俵万智のエッセイを昨年の夏から放置しているから。

 

 

 

youtu.be

 

そしてこれはwebnokusoyaroの本読めないという曲。

 

webnokusoyaroは結構重度のドルオタで、アイドルのブログを読むのが大好きな癖に本は読めないという。

アイドルが本を出版したらきっとウェブクソは読まないだろう。

 

マンガもそんなに読まない

続くでしょマンガって

続くなよ 今日終われ

この巻で 全部倒せ

 

天才。

この歌詞、変な中毒性があるな。

カントリーっぽいトラックに合わせて、ただひたすら「俺は本を読まない」ということだけを主張している。

それに対して考察するでも反省するでもなく、ただひたすら「本は読まない」という主張をこっちにグイグイ提示してくる。

 

でもHIP HOPってこんな感じなのか?も?しれない。

 

・Weedを吸いました

・Policeを嘲笑しています

・俺が最強です

 

という主張を如何にイカして主張できるかってことだもんな。

 

たぶん、違う。

 

 

 

 

いいものはいい【#4 ピノキオピー「腐れ外道とチョコレゐト」】

 

ボカロを聴いてたって声を大にして言えなかったのって、要は俺という存在をカテゴライズする要素が、「俺の中身や芯や普段の挙措」という総体よりも「俺の趣味」という部分がデカかったからなのかも。

 

 

中学のころ滅茶苦茶カワイイ彼女持ちだったあのバスケ部の優しいアイツ、普通に平然と ToLOVEるダークネスのモモをLINEアイコンにしてたのよくよく考えたらすげえな。

 

「自分の部分」に、「自分の総体」の拠り所が大して振り回されると思っていないからこその行動だったし、実際彼はデカい人間だった。

 

 

小さい人間であった俺は俺を取り巻くコンテンツの持つ色に振り回されっぱなしだった。今はさすがにそんなことないと思いたいけど。こんなブログを書いてる時点で気にしてないと考えていいでしょ。

 

 

しかしコンテンツの持つ色のもたらす被害は大変だ。

TikTok=下種なコンテンツ

YouTuber=ろくでなし

みたいな。

 

そんなに気にしなくてもいいので、聴きたいものを聴いてみたいものをみよう~

 

というわけで今日は懐かしいボカロ曲。

 

youtu.be

 

 

ピノキオピーさんって天才だと思う。今もなお、VOCALOIDによる楽曲を精力的に、まったく衰えることなく発表し続けている。

ピノキオピーさんの内にある哲学が滲みに滲みでている作詞、センスと理論を感じる「ピノキオピーにしか出せない」作曲。

 

いいね。

いいものをいいと言えるのがいいね。