なぜ響きのカッコいい言葉はずっと響きがカッコいいんだろう。
ボルケニック・ドラゴンという言葉は、あまりにも小学二年生すぎる文字列ではあるし、ボルケニック・ドラゴンという言葉から小学校で用いていた彫刻刀ケースやエプロンの柄を想起するのはあまりにも容易い。火と竜という要素は安直で幼稚なのかもしれない。
が、いまだカッコいい。俺はもう22歳なのに、明日朝7時に「ボルケニック・ドラゴンの新卒採用を探しているんですが」と訪問されたら、多分ちょっと真剣に考えてしまうのだと思う。
こういう言葉の響きのカッコよさの永続性はズルい。凪、碧、暁、鴉、焔。漢字一文字ですら、挙げ始めると本当にキリがない。オジサンになっても、これらの漢字にロマンを忘れないでいたいと思うし、ここまでの半生から推察するに、どうせオジサンになっても忘れていないんだと思う。
カッコいい言葉は双方向性じゃないんだな、だから。カッコいい言葉のほうから朽ちていくこともないし、俺がカッコいい言葉に対して何かを働きかけることはできない。
カッコいい言葉の完全無欠の巨城を崩せないのは、ロマンチックでありながら、なんだかとんでもなく虚しいことなのかもしれない。
以上、はてなブログが用意した『AIに記事タイトルをつけさせる機能』のテストでした。
ピックアップするとこ新卒採用でホントに合ってる?